小さな甕で丁寧に仕込まれた野性的な甘さが特徴
黒糖焼酎「かめ仕込み」は問答無用のヘビー級。
黒糖の風味と甘さがしっかりと感じられる、ワイルドな味わいです。
黒麹を使用し、一次二次とも小さな甕で仕込まれています。
黒糖の良いも悪いも全てお酒に反映されています。
「かめ仕込み」には2種類の度数のお酒が用意されています。
25度はスッキリとした甘みと飲み口が特徴。
40度は力強さと深い甘みがあるのが特徴です。
どちらの度数を選ぶかは、お好みでお選びください。
黒糖焼酎「かめ仕込み」を製造している、富田酒造(とみたしゅぞう)の経営者である富田さんもワイルドな方。
この蔵の特徴は、ドラムで蒸しあげられた米に麹菌(こうじきん)をつけておよそ40時間で米麹ができるそうなのですが、この工程にある米をかき混ぜる「返し」という作業が、少し変わっています。
富田酒造のドラムは「返し」を自動で行える全自動付きなのに、米をかき混ぜる「棒」がドラムから外されているのです。
全自動機能を取り入れながらも、「手の感覚」を大事にするあまり、機能を取っ払ってしまっているので
黒糖焼酎「かめ仕込み」は、ワイルドですっきりとした甘さが特徴のお酒です。
このお酒を表現するには、ヘビー級と言うのが良いか、迫力タイプと言うのが良いか。
とにかく、パワー全開の黒糖焼酎といった感じです。
奄美大島の小規模な蔵元が手塩にかけて製造した至極の一品。
ワイルドな風味と、味の緻密さが共存しています。
口の中で香気が駆け巡ります。
豚の角煮やこしょうの効いた料理にぴったりです。
ワイルドなお酒をお求めのあなた、このお酒しかありませんよね。
黒糖焼酎「かめ仕込み」の製造について
原料:黒糖
蒸留方式:常圧蒸留
麹の種類:米麹(黒)
アルコール度数:25度、40度
製造元:富田酒造場(とみたしゅぞうじょう) 鹿児島県奄美市名瀬入船町
富田酒造場はお盆前後と、年末年始以外は一年中フル稼働で酒造りを行っているそうです。
蔵の命は、創業以来65年使い込まれた40個の三石甕(さんごくがめ)。
おかしな匂いがしたら洗浄し、ヒビが入れば補修をし、「大事に使えば千年持つ」と、大切に扱っています。
麹は黒麹を使用。
黒麹を使うのは、原料の個性をより引き出し、強いクエン酸による甕の殺菌効果があるためです。
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