
2020年鹿児島県本格焼酎鑑評会で「総裁賞代表」を受賞の黒糖焼酎「奄美」
本記事は、奄美諸島の徳之島にある黒糖焼酎の共同瓶詰会社の「奄美酒類(あまみしゅるい)」に関する内容について紹介する記事である。
ここで、共同瓶詰会社とは?
「奄美酒類」って、どんな会社なの?
その話については、この記事を読み進めていただければ、ご理解いただけるものだと思う。
「奄美酒類」のご紹介にあたり、鹿児島県本格焼酎鑑評会でこの蔵元が表彰を受けたからご紹介していこうと思う。
令和3年1月26日(火)鹿児島サンロイヤルホテルにて令和2酒造年度本格焼酎鑑評会の審査が行われた。
鹿児島県本格焼酎鑑評会とは、鹿児島県の特産品である本格焼酎の酒質の向上を図ることを目的として毎年開催されている。
その目的は、鹿児島県下の焼酎の製造工場の製造技術は円熟しており、更なる技術の向上と品質のレベルアップ及び、そして新製品の開発を図るために行われるようになった。
鹿児島県本格焼酎鑑評会の歴史は古く、1954(昭和29)年にさかのぼり、「鹿児島県下焼酎乙類鑑評会」が実施されたのが始まり。
1972(昭和47)年に、鹿児島県知事を名誉総裁として表彰状授与式が拳行されるようになり、1973(昭和48)年には、鹿児島県本格焼酎鑑評会が正式に実施されるようになった。
この鹿児島県本格焼酎鑑評会の令和2年の「総裁賞代表」を受賞したのが、奄美酒類の代表銘柄である黒糖焼酎「奄美」である。

の鹿児島県本格焼酎鑑評会では、芋、米、麦、黒糖と、それぞれの分野で賞が受賞されるものの、毎年多くの銘柄が品評に上げられることで、とても名誉なこと。
ここでは、そんな黒糖焼酎「奄美」を製造する奄美酒類について、ご紹介していきたいと思う。
実は、黒糖焼酎「奄美」というのは、4つの蔵元の原酒を持ち寄ってブレンドして販売する共同瓶詰会社である。
「奄美酒類」を構成する蔵元は、中村酒造(なかむらしゅぞう)、高岡醸造(たかおかじょうぞう)、亀澤酒造場(かめざわしゅぞうじょう)、天川酒造(あまかわしゅぞう)の4つの蔵元になる。
焼酎の共同瓶詰会社というのは、日本酒や焼酎の蔵元の間でも行われていることであるが、実は、焼酎王国の鹿児島県内には、共同瓶詰会社というのは4つしかない。
しかも、鹿児島県内にある4つの共同瓶詰会社のうち、2つが奄美群島にある。
この、奄美群島にある2つの共同瓶詰会社というのが、沖永良部島にある「沖永良部酒造」と、徳之島にある「奄美酒類」である。
本記事では、「奄美酒類」について、そこで扱うお酒や、それを作っている人々、また、この蔵元が製造するお酒のコンセプトなどについて、ご紹介していこうと思う。

ここでは、徳之島のことを以下に簡単に解説させていただこうかと思う。
ただ、徳之島についての詳しい内容については、別の記事でガッツリと紹介記事を作成しているので、ここでは、簡単な紹介だけにとどめておこうかと思う。
徳之島は、奄美大島の最南端にある与路島と沖永良部島との間にある奄美諸島の中では、奄美大島の次に大きく、人口の多い島である。
実は、徳之島と沖永良部島では、ここの島を境に、沖縄色と鹿児島色の境目となっている。
徳之島は、奄美諸島の中でも闘牛の文化が残っていることや、トライアスロンが盛んであったり、島としての魅力を語るには話題に事欠かない島である。
そして、徳之島では、何といっても壮大な自然があり、2021年7月26日には、世界自然遺産登録された、最も注目すべき島だと言える。
徳之島にも徳之島空港があり、最短で移動する方法ではあるが、最安値で行くには、那覇か奄美大島からフェリーを利用するのが最安値となっている。
ここでは、徳之島の中でも、奄美酒類周辺の観光スポットについて、いくつか簡単にご紹介していきたいと思う。
奄美酒類株式会社

奄美酒類は、徳之島の一番の中心街である、徳之島町亀津にある共同瓶詰会社である。
奄美酒類を構成する蔵元は、「中村酒造(なかむらしゅぞう)」「高岡醸造(たかおかじょうぞう)」「亀澤酒造場(かめざわしゅぞうじょう)」「天川酒造(あまかわしゅぞう)」の4つの蔵元で構成されている。
奄美酒類へのアクセスについては、徳之島空港から車で32分ほど、バスを使用しても、1時間10分ほどで、アクセスすることができる。
奄美酒類は常圧蒸留製法のみで黒糖焼酎を製造しているが、4つの蔵元のブレンド酒であることみあり、多数の商品のラインナップがあるので、この記事内でも紹介していく。
徳之島町レジャープール

徳之島町レジャープールは、徳之島町総合運動公園内にある夏季限定の屋外プールである。
鹿児島県内の公共プールの中では1番の高さ、傾斜度を誇るウォータースライダーがあったり、らせん式のウォータースライダーもスリル満点。
流れるプールはもちろん、幼児用プールもあり、小さな子供から大人まで楽しめるとのこと。
プールで遊び疲れても、管理棟内には卓球台や本が並ぶ図書コーナーまであり、まさに、至れり尽くせりの施設である。
アマミノクロウサギ観察小屋

世界自然遺産化登録に向けても後押しとなる、特別天然記念物のアマミノクロウサギの観察小屋である。
アマミノクロウサギは「生きた化石」とも呼ばれていて、生息地は世界中で徳之島と奄美大島のみである。
アマミノクロウサギは、本州や九州、四国などに住むノウサギや、ペットとして有名なアナウサギとはまるで異なる進化を遂げてきたとのこと。
この小屋では、野生のアマミノクロウサギが実際に動いている様子を動画で見ることができる。
癒しの里 当部

「癒しの里 当部」は、天城町南部にある、その名のとおり、施設一体が癒しになる散歩コースやお茶所もあるような観光スポットである。
徳之島自体が癒されるのであるが、そんな徳之島の中でも、「癒しの里 当部」は、島の観光連盟も推奨するオススメの観光スポットである。
周辺の散策コースはしっかりと整備されていて歩きやすく、駐車場ときれいなトイレも完備されている。
花徳里久浜海水浴場

花徳里久浜は徳之島の中でも特に見晴らしのよい海岸で、晴れた日には、遠く加計呂麻島や奄美大島が見渡せる。
花徳里久浜海水浴場は、トイレ、シャワー、脱衣所などが整備されており、近くにはスリバチを逆さにしたような宮城(ミヤグスク)、別名スリバチ山がある。
共同瓶詰会社 奄美酒類の歴史について

ここで、奄美酒類のこれまでの生い立ちについて、述べて行こうと思う。
※ 本内容については、かなりの内容を、「あまみの甘み あまみの香り」鯨本あつこ・石原みどり 著から引用しています。

奄美酒類は、徳之島にある4つの蔵元で構成する共同瓶詰会社である。
奄美酒類を構成する蔵元は、中村酒造(なかむら酒造)、高岡醸造(たかおかじょうぞう)、亀澤酒造場(かめざわしゅぞうじょう)、天川酒造(かんざきさんぎょう)の4つの蔵元から構成されている。
ここで、それぞれの蔵元の詳細については、それぞれの蔵元の紹介記事を書いていこうと思う。
ここでは、4つの蔵元の共同瓶詰会社である、奄美酒類の詳細について、記載していきたいと思う。
共同瓶詰会社 奄美酒類(あまみしゅるい)

奄美種類は、昭和40(1965)年に創業された奄美群島初の共同瓶詰会社である。
当時、徳之島で創業していた、松永酒造場(代表銘柄「まる鹿」)、亀澤酒造場(同「まる一」)、天川酒造(同「天川」)、高岡醸造(同「万代」)、中村酒造(同「富久盛」)、芳倉酒造(同「まる芳」)の全6社が集まり、昭和40(1965)年に設立された。
設立された当初6社であった奄美酒類は、その後1社が脱退し、5社で経営されることになった。
松永、亀澤、天川、高岡、中村の5社が造る原酒を集め、ブレンドして製品化しており、各社の取り決めで、5社が同じ量ずつ原酒を納めて製品化し、代表は各社持ち回りで就任することになっている。
奄美酒類での黒糖焼酎の製法については、大まかな製法は統一されていて、原料の黒糖と米は概ね1.8対1の比率で用いられることになっている。

また、蒸留については各蔵とも常圧蒸留製法で蒸留されているのが特徴である。
各蔵で製造された原酒は、タンクローリーで奄美酒類の工場に選ばれ、余分な油脂分を取り除く冷却ろ過を施されたのちにブレンドされ、甕(かめ)やタンク・樽(たる)に貯蔵される。
2022年に、奄美酒類の構成蔵元の一つであった、松永酒造場が脱退し、独立したため、奄美酒類は、4つの蔵元で構成される蔵元へとなった。
この記事を記載している2023年の時点では、奄美酒類の代表を務めているのは、中村酒造の代表である、中村 功(なかむら・いさお)社長が代表を務めている。
奄美酒類については、代表や役員について、数年ごとに持ち回りで交代するということなので、数年後には、他の蔵元の代表が社長になっているということである。
実は、2021年までは、徳之島にある3つの町にある5つの蔵元で構成されていたのであるが、松永酒造が脱退して独立することで、4つの蔵元になった。

ここで、面白いのが、徳之島にある3つの町というのが、絶対に合併しないと言われているのに、その3つの町にある蔵元が一つになったのが「奄美酒類」だということである。
今は「奄美酒類」は、松永酒造が抜けることで、2つの町にある4つの蔵元で構成されている。
しかし、「奄美酒類」のお酒は、それぞれの蔵元の個性の主張が強いせいか、代表銘柄である黒糖焼酎「奄美」は、元の蔵元の味の主張が感じられるのである。
もちろん、「奄美酒類」はとても魅力的ではあるが、その蔵元がある、徳之島は本当に魅力的な島だと思う。

ここからは、奄美酒類の黒糖焼酎造りについて、記載していこうと思う。
奄美酒類は共同瓶詰会社であるため、4つの蔵元の原酒を持ち寄って、そこからブレンドしていくのが奄美酒類としての製造工程になる。
奄美酒類に持ち寄った原酒は、貯蔵したりブレンドしたりと、様々な工程を経て商品化される。
その中で、貯蔵熟成中に原酒の表面に浮いてくる油脂は丁寧に取り除かれ、透明で雑味のない原酒に仕上げられていく。
各蔵元の原酒を貯蔵して、所定の貯蔵期間を経た原酒は、銘柄ごとにブレンドされ、割り水され、瓶詰されて製品化されていく。
奄美酒類に収める原酒のレシピは、大まかには共通であっても、各蔵元の原酒を製造する過程で、環境や設備の違いなどで、原酒の風味は微妙に異なってくる。
この各蔵元における、原酒の微妙な風味や味わいの違いがブレンドすることにより、ブレンド酒の風味や味わいに奥行きが得られるのだ。
奄美酒類に限らず、黒糖焼酎の製造においては、蒸留をした後の焼酎から、各蔵元で丁寧に油分や脂分などの雑味のもととなる養分を取り除いていく。
もし、貯蔵する前に雑味の元を取り除かないと、貯蔵期間中にこれらの不純物が焼酎に溶け込んでしまうというとこだ。
こんなふうに、黒糖焼酎造りはとても丁寧な手作業というものが必要になり、その手の込んだ手作業があることで、味わい深く、芳醇で美味しい黒糖焼酎が出来上がるのである。
これらのことを聞いたイノウエは、今ある黒糖焼酎が美味しく飲めることにとても感謝を申し上げたいと思った。
インタビューに応じていただいた人たち

今回、イノウエの取材でインタビューに応じていただいた人について、記載していこうと思う。
代表取締役 高岡 秀行(たかおか・ひでゆき)氏
今回インタビューに応じていただいたのは、高岡秀行氏で、高岡醸造の4代目にあたるお人である。
実は、中村社長にもコンタクトを取ることができたのであるが、中村社長には中村酒造に関する内容をお伺いしたので、この記事内では、高岡氏にお伺いした内容で記載していきたいと思う。
高岡さんはとても誠実な印象が声から伝わってくるようなお人で、丁寧な話し口は、聞く側にとても安心感をかんじさせるお人だと思った。
奄美酒類だけでなく、高岡醸造についても、とても丁寧にお答えいただいた、とても印象が良い心地よいお人である。
高岡さんによると、奄美酒類の瓶詰作業自体は、4つの蔵元が協力し合って行っているとのことなので、瓶詰作業はそんなに重労働ではなく、むしろ各蔵元での作業の方が肉体労働であるとのこと。
奄美酒類の各蔵元は、コロナの影響もあり、ここ2年ほどは黒糖焼酎を製造していないとのことである。
しかし、各蔵元で製造している貯蔵している黒糖焼酎があるので、その貯蔵している黒糖焼酎をブレンドして出荷していたとのことである。

奄美酒類の黒糖焼酎は、貯蔵の早い銘柄もあるはあるが、基本的には3年以上の熟成期間を置くことにより、味わいを深みのあるまろやかな味わいに仕上げているとのことである。
高岡さんにお聞きしても、奄美酒類で扱っているブレンド酒としての商品は、単独銘柄の焼酎よりも、味わい深いものだと認識しているとのことである。
もともとは国の指導で複数の蔵元の共同瓶詰会社でスタートした奄美酒類ではあるが、奄美黒糖焼酎の中でもオリジナルな幅の広い味わいになり、オススメできる商品となっているとのこと。
徳之島の黒糖焼酎の味わいは、とてもバランスの良い味わいの印象があるといった印象で、黒糖感がほどよい甘さのバランスである。
高岡さんによると、オススメの黒糖焼酎の飲み方は、白麹の「奄美」などはお湯割りで、黒麹の「黒奄美」などは炭酸割りやロックがオススメだということである。
皆さんもぜひ、焼酎のお湯割りやロックを、それぞれの適した飲み方で試していただきたい。
奄美酒類の具体的な製品をご紹介

ここでは、奄美酒類が製造する、代表的な黒糖焼酎の銘柄のうち、いつくかの銘柄について、紹介していこうと思う。
「奄美(あまみ)」

度数:30度
蒸留方式:常圧蒸留
黒糖焼酎「奄美」はこれまでにご紹介してきたとおり、白麹仕込み、常圧蒸留で製造された4つの蔵元の原酒のブレンド酒である。
もともとブレンド酒というのは、味わいをまろやかにするためにするものであるが、各蔵元の原酒の味わいの主張が激しいのか、複雑な味わいのする面白いお酒となっている。
このブレンド酒の味わいというのが、重厚な味わいとなって表現されているので、ブレンド酒ならではの味わいが楽しめるのである。
この、複雑とも重厚とも言える「奄美」の味わいが何とも面白い味わいで、少しパンチの効いた黒糖焼酎が楽しめるといった印象がある。
特別に甘いということではないのに不思議なパンチ力。
この、重厚な味わいが、「奄美」が美味しいと感じる所以である。
「黒奄美(くろあまみ)」

度数:30度
蒸留方式:常圧蒸留
代表銘柄の「奄美」が白麹仕込みならば、「黒奄美」は黒麹仕込み、常圧蒸留で製造された4つの蔵元の原酒のブレンド酒である。
代表銘柄の「奄美」に比べて、素材の特徴をさらに濃くしたのが「黒奄美」である。
「黒奄美」の味わいは、「奄美」よりも甘く、それでいて、飲んだ後に辛さの余韻が残る味わいである。
「黒奄美」を飲んだ後で、喉の奥で暴れるといった印象の味わいになる。
筆者のイメージとして、ロックは甘いお酒、お湯割りは甘さ控え目のお酒が合うように思う。
そういったことから、ロックで飲むなら「黒奄美」、お湯割りで飲むなら「奄美」といった印象である。
もちろん、ロックを甘さ控え目に飲みたい人や、甘いお湯割りを飲みたい人は、「黒奄美」をお湯割りで飲んでもいいだろう。
「奄美」も「黒奄美」のどちらもそれぞれの特徴で美味しいと思うので、「黒奄美」を飲んだことが無い人は、一度は試してもらいたい。
「奄美煌の島(あまみきらめきのしま)」

度数:25度
蒸留方式:常圧蒸留
「奄美煌の島」は、「奄美」に比べて、熟成期間を比較的短い目にして、辛さを出すことで、スッキリと飲みやすいお酒となっている。
この比較的スッキリとした味わいは、焼酎の初心者にも受け入れられやすく、とても飲みやすいお酒となっている。
こちらの商品は、主に地元の徳之島で愛飲されている商品であり、お取り寄せで本土でも楽しむことができる商品である。
黒糖焼酎は、意外と知られていないのであるが、黒糖の甘さの特徴以外に、辛さの特徴というものがある。
時には辛口になる味わいは、スッキリとした切れ味を演出するという効果がある。
とにかく、飲みやすい黒糖焼酎なので、お気軽に楽しんでもらいたい。
2021年に世界遺産登録された徳之島でまず飲むべきお酒は4つのブレンド酒「奄美」である

ここまで、奄美酒類について、ご紹介させていただいた。
冒頭にも述べたように、「奄美酒類」は、徳之島にある4つの蔵元の原酒を持ち寄ってブレンドして製品化する共同瓶詰会社である。
一つの蔵元でブレンド酒というのはよくある話であるが、4つの蔵元のブレンド酒というのは、滅多にないのではないだろうか?
そんなブレンド酒が味わえるというのは、とても贅沢なことだと思う。
「奄美酒類」の4つの蔵元は、徳之島にある蔵元ではあるが、当然ではあるが、各蔵元で製造する黒糖焼酎の味わいに違いが生じるものである。
ミクロな話をすると、焼酎を製造する場所によって、微生物が異なるので、例えば、麹が育つ環境なども異なってくるのである。

「奄美酒類」を構成している蔵元は刻一刻と変化しているので、今、飲んでいる「奄美」は今しか味わえないお酒だといえるだろう。
もし皆さんの中で、ブレンド焼酎を味わったことのない人がいたら、一度試してみていただきたい。
その幅の広い味わいに、満足感がこれまで以上に感じることだと思う。
イノウエは、黒糖焼酎のロックが飲みたいと思って、「黒奄美」のロックを飲んでいた。
「黒奄美」のロックは、はじめは飲み口が甘くて、喉の奥で辛さとアルコール感が暴れる、とても面白い味わいで、飲むごとにクセになる味わいである。
「それにしても、ブレンド酒ならではの芳醇な味わいは最高だな!」
今回の記事は以上になります。
ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。