皆さんは、お酒といえば、古酒にどのような価値を見出すであろうか?
ワインなどでも、古酒というものは存在しているが、実際は、古ければ良いうというわけではなく、ピーキングといって、美味しい熟成期間というものがあるのだという。
ワインの場合は、ピーキングに適している期間は、銘柄にもよるだろうが、15年~25年とも言われているらしい。
沖縄の泡盛で、150年ものの古酒というものが存在しているらしく、そうなったら、人間の寿命を超えてしまっているので、作り始めた人は、味わえないものとなってしまうということだ。
では、焼酎の場合、古酒というものはどのように位置づけられているのだろうか?
焼酎の場合は、蒸留酒ということもあり、古酒にはそれだけの価値があり、一般的に、香り豊かになり、味わいがまろやかになっていくと言われている。
商品を古酒として販売するには、時間の経過を待つ必要があるのと、管理コストがかかってしまうので、通常はどの蔵元も古酒を代表銘柄にはしないのが一般的である。
ここで、黒糖焼酎の場合について記載させていただくと、黒糖焼酎の蔵元の間では、古酒であればあるほど、それだけ管理コストがかかるので、当然販売価格も高くなるというもの。
しかし、黒糖焼酎の古酒は、辛さが消え、まろやかさと深みが生じて、芳醇な香りを感じることができ、味わいもまろやかで、奥深いものになるのだ。
そうである。
黒糖焼酎の場合は、古酒であればあるほど、単純に美味しい焼酎になると言われているのだ。
今回は、そんな古酒の魅力に着目し、貯蔵期間について、5年以上を経た古酒を代表銘柄にしている蔵元のお話をさせていただこうかと思う。
その蔵元というのが、沖永良部島にある、原田酒造である。
イノウエの印象として、沖永良部島には、奄美諸島の中でも、とりわけ温厚な人たちが住んでいるといった印象がある。
しかしである。
沖永良部島で製造されいている黒糖焼酎は、奄美諸島の他の島の黒糖焼酎に比べて、味わいが濃くて、パンチの効いた黒糖焼酎が多いといった印象がある。
聞くところによると沖永良部島の夜はとても長いということで、外は真っ暗なのに、家の中では番遅くまで、濃い目の黒糖焼酎が楽しまれているということである。
沖永良部島は、本当に面白い島である。
今回、ご紹介させていただく、原田酒造の代表銘柄である「昇龍(しょうりゅう)」は、5年古酒というだけでなく、甕貯蔵酒と樽貯蔵酒とのブレンド酒という、何とも凝ったお酒である。
いや、「昇龍」は凝ったお酒というよりかは、あらゆる旨味が凝縮されるように、他の蔵元がとてもできないような面倒臭い要素を、これでもかっていうほどに詰め込んだお酒。
そんな手間暇のかかりにかかった「昇龍」は一体、どんな味わいになるのだろうか?
イノウエの「昇龍」への印象は、まずもって、完全オリジナル焼酎である。
「昇龍」の古酒ならではの渋みとまろやかさ、そして、樽由来のビター感、どれをとっても、インパクトの塊なのだ。
インパクトの塊?!
勘違いしないで欲しい。
インパクトの塊といっても、味が強すぎるという意味ではなく、とにかく飲みやすいのに、いろいろな要素が凝縮されている味わいが感じられるのだ。
もし、これをお読みの読者さまの中で、黒糖焼酎「昇龍」を試したことが無い人がいたら、この記事を読んだ上で、じっくりと味わっていただきたい。
そこには、これまで感じたことのない味わいが口いっぱいに広がることが間違いないからだ。
沖永良部島ってどんな島なの?
みなさんは、沖永良部島(おきのえらぶじま)をご存知だろうか?
ここでは、沖永良部島のことを以下に簡単に解説させていただこうかと思う。
ただ、沖永良部島についての詳しい内容については、別の記事でガッツリと紹介記事を作成しているので、ここでは、簡単な紹介だけにとどめておこうかと思う。
まず、沖永良部島は、奄美群島の中でも、南に位置する島で、徳之島(とくのしま)と与論島(よろんとう)の間に位置する。
昔、沖永良部島は、西暦1400年ごろは、琉球王国(現在の沖縄県)に支配されていたこともあり、奄美群島の中で、徳之島と沖永良部島との境で、沖縄色が濃い島になっている。
徳之島以北は、三線の音階も和音階を使うのであるが、沖永良部島以南では、琉球音階が使用されている。
つまり、沖永良部島と与論島では、沖縄の音楽、沖縄の料理、沖縄の風土などが色濃く反映されている島なのである。
沖永良部島にも空港である、沖永良部空港があり、沖永良部島への飛行機でのアクセスは、鹿児島・奄美大島・沖縄から毎日就航している。
ここでは、沖永良部島の中でも、原田酒造周辺の観光スポットについて、いくつか簡単にご紹介していきたいと思う。
原田酒造株式会社
原田酒造は、沖永良部島の知名町役場のすぐ近くにある。
原田酒造へは、沖永良部空港からバスで「知名」まで約55分で、バス停を降りてすぐの場所にある。
工場見学も要予約で受け付けているようなので、興味のある人で沖永良部島に来た際には訪れてみるといいだろう。
原田酒造は知名町の中でも最もにぎやかな中心街にあるので、訪問しやすいのではと思う。
皆も、沖永良部島に来た際には、美味しい料理を食べながら黒糖焼酎「昇龍」を飲んで、沖永良部島で「昇龍拳」をさく裂させようではないか。
屋子母ビーチ(やこもびーち)
屋子母ビーチは、白い砂浜とリーフの間にサンゴ礁が広がる海水浴場で、晴れた日には水平線上に与論島や沖縄本島が望め、シャワー・トイレも完備されている。
ここでは、感動を覚えるほどの海の青さが広がり、干潮時には岩礁に小ぶりなリムプールが現れるとのこと。
秋~冬にかけての期間はこの浜から海に沈む夕日が美しい場所でもある。
ジッキョヌホー
ジッキョヌホーは水道が整備されるまで貴重な水源として、また集落民の交流の場として使用されていた。
ここでは、夏場は夏祭りが開催されたり、子ども達が川で水遊びを楽しんだりと、島民の憩いの場として親しまれている。
ジッキョヌホーは方言名で、字の名である「ジッキョ(瀬利覚)」「ヌ(の)」「ホー(川)」という意味。
平成の名水100選の一つにも選ばれている。
大津勘海岸ビーチロック(おおつかんかいがん)
鹿児島県大島郡知名町大津勘(おおつかん)、沖永良部島の西岸にあるのが、大津勘海岸ビーチロック。
ビーチロックは、サンゴ礁海域における一般的な名前で、炭酸カルシウムのセメント作用により海浜堆積物が固まってできた板状の砂礫岩のこと。
沖永良部島のビーチロックは、鹿児島県の天然記念物に指定されている。
大津勘海岸は、サーフポイントとして地元のサーファーに知られているビーチでもある。
大山野営場/ふれあいの森
大山野営場は、沖永良部島の南西部に位置する知名町の大山の頂上付近にあり、年間を通して温暖な気候で、亜熱帯の動植物を観察することができる。
大山野営場は、大山植物公園脇の道を下った先にある野営場である。
道路でキャンプ関連施設と、運動場などの施設と2つに分かれている。
キャンプ関連の施設は施設も充実しており、バンガローもあれば、かやぶき屋根の建物もある。
植物公園より開けた場所なので、開放感はかなりある。
原田酒造の歴史について
ここで、原田酒造のこれまでの生い立ちについて、述べて行こうと思う。
※ 本内容については、かなりの内容を、「あまみの甘み あまみの香り」鯨本あつこ・石原みどり 著から引用しています。
原田酒造の創業は、昭和22(1947)年になります。
初代の原田孝次郎(はらだ・こうじろう)氏が知名(ちな)町・知名で量り売りの泡盛を造っていた「久木田酒造(ききたしゅぞう)」から、のれん分けして同じ知名で創業した。
原田酒造の創業時の代表銘柄は、「黄金水(おうごんすい)」だった。
昭和32(1957)年に工場を現在地へ移転し、現在に至る。
常圧蒸留の黒糖焼酎は、熟成させるほどに風味が増し口当たりもまろやかになるため、昔から「黒糖焼酎は寝かせておくほど価値が増す」と言われていた。
原田酒造では、贅沢に5年貯蔵した古酒を代表銘柄にしている。
5年古酒を代表銘柄にしているのは、奄美諸島の中では、原田酒造だけである。
原田酒造の二代目で現代表の原田孝志(はらだ・たかし)社長は、高校卒業後の18歳から蔵を手伝い、昭和47(1972)年25歳のときに、蔵を引き継いだということである。
蔵を継ぐにあたり、他にない個性ある焼酎を造りたいと考えていた孝志社長は、長期貯蔵された古酒だけが持つ、時に磨かれた味わいに着目し、「昇龍(しょうりゅう)」を開発した。
原田酒造の代表銘柄である「昇龍」は、常圧蒸留した5年貯蔵した原酒をベースに、樽(たる)に貯蔵してコクと甘い香りをつけたのちに、5年貯蔵した原酒をブレンドして製造している。
「ロンドン国際広告賞(ロンドン・インターナショナル・アワーズ)」で2015年に銀賞を受賞
「ロンドン・インターナショナル・アワーズ」は、「ロンドン国際広告賞(London International Advertising Awards)」として1986年に創設され、テレビ、プリント、ラジオの3つのメディアを等しく表彰した最初の国際的な広告賞である。
2004年、常に変化し続ける業界の流れに呼応し、賞の名称から「アドバタイジング」という言葉が外され、あらゆる形の媒体における卓越したクリエイティブに賞を授ける世界的なアワードに生まれ変わった。
そんな栄えある国際的な賞の中で、原田酒造の製造する「昇龍」が、「三種の神氣(さんしゅのじんぎ)」として出品され、栄えある銀賞を受賞した。
もともと、原田孝志社長は、黒糖焼酎の海外販売に向けて、非常に興味を持ち、海外進出に興味を抱いていたとのことである。
「三種の神氣」とは、「昇龍」とは違う原酒で長期貯蔵したお酒で、海外向けに斬新なデザインを試行してデザインされた商品である。
見た目的にもインパクトがあるが、三種の意味は、度数の違いのことで、20度、30度、40度の3種類のお酒のことを言う。
海外進出に力を入れていた当蔵元が、賞を取るなど、何とも嬉しいことではないだろうか?
海外では、日本のお酒の中でも、日本酒やウイスキーに比べて、焼酎の知名度はまだまだ低い。
国内でも知らない人も多い、黒糖焼酎で海外において賞を取るということなど、本当に至難の業だといえよう。
原田酒造の「昇龍」は、長期貯蔵以外にも、樽貯蔵というお酒がブレンドされているということもあり、特にヨーロッパに人の味覚にはとても合いそうな気配がある。
いろいろな焼酎の原材料の中で、樽貯蔵酒が最も合う焼酎が、実は、黒糖焼酎なのである。
これは、イノウエがいろいろな黒糖焼酎の蔵元さまへお話させていただいたときに、蔵元の杜氏さまも皆が強調して言っておられたことなので、間違いのないことである。
西欧の人々に日本のお酒で何を勧めたらよいうかというテーマについて、黒糖焼酎の樽貯蔵酒をまずオススメすべきであろう。
もし、この記事をお読みの読者さまで、海外の訪問客にどんなお酒を勧めたらよいかわからなかったとき、黒糖焼酎の樽貯蔵酒をオススメするといいのかもしれない。
しかし、奄美諸島はともかく、日本本土の飲食店で、都合よく樽貯蔵の黒糖焼酎が置いているかといえば、なかなか難しいところである。
だから、もし海外の訪問客でウイスキーが好きな訪問客に勧めるお酒に迷っていたなら、予め「昇龍」などが置いてある店を調べておくのもいいのかもしれない。
西欧で大人気!企業秘密満載のコーヒーリキュール
焼酎とコーヒーの組み合わせって聞くと、どんな味わいなんだろうかと、疑問に思う人も多いのではないかと思う。
しかし、焼酎とコーヒー豆とのコラボ商品は、意外に合うのである。
イノウエが若くてお金がとにかく無かったときに、少しでも安価で美味しい焼酎を飲みたいという一心で、会社の先輩に教えてもらったコーヒー焼酎を造って飲んでいたのである。
コーヒー焼酎の作り方はとてもシンプルで、焼酎にコーヒー豆を漬け込んで、漬け終わったらコーヒー豆を取り出すという単純なもの。
20年前のペットボトル入りの焼酎は、とにかく不味い焼酎だったのであるが、コーヒー焼酎にすると、不味い焼酎の不味い要素が緩和されるのである。
そんなイノウエにとっても馴染みのあるコーヒー焼酎を製品化して販売している蔵元があったのだ。
実は、コーヒー焼酎というのは、芸能人の間でもツウの味として、密かに親しまれているのだという。
しかし、20年前にイノウエが飲んでいたコーヒー焼酎は、主に、麦焼酎のペットボトルをコーヒー焼酎にしていたのだ。
「黒糖焼酎のコーヒー焼酎!?」
原田酒造で製品化されているのが、「コーヒーリキュール」とのこと。
海外進出に意欲を燃やしている原田酒造で、サンプル用に製造した「コーヒーリキュール」をドイツの品評会の関係者に持っていったところ、あっという間に完売したということである。
「コーヒーリキュール」はそのまま飲んでも良いし、アイスクリームにかけて飲んでも美味しくいただけるのだということである。
原田酒造では、コーヒーを何日間漬け込むのということについては、企業秘密とのこと。
皆さんも、コーヒー豆の入ったカクテルである、カルアミルクは、コーヒーリキュールを牛乳で割ったカクテルで、女性にも大変人気のあるカクテルである。
ただ、カルアミルクはガチのリキュールを使っているので、糖分が多めに入っていて、飲み続けるとカロリー摂取の過多になってしまって、太る原因にもなってしまう。
原田酒造が製造する「コーヒーリキュール」は、原田酒造が製造する糖質0の黒糖焼酎を利用して自然な甘さのみで製造されているため、糖質0のままで商品化されているのだ。
糖質0な「コーヒーリキュール」というのは、何とも嬉しい限りではないか。
これなら、カロリー摂取を気にすることなく、カルアミルクを延々と飲み続けることができる。
コーヒーのカフェインと、黒糖焼酎の自然な甘さがとても相性が良くて、かつてイノウエが飲んでいた麦焼酎を使って作っていた「コーヒー焼酎」よりも格段に美味しく仕上がっている。
カフェインと焼酎のどちらもお好きな人にとっては、よだれものの商品なので、興味のある人はぜひチェックしていただきたい。
原田酒造の具体的な製品をご紹介
ここでは、原田酒造が製造する、代表的な黒糖焼酎の銘柄のうち、いつくかの銘柄について、紹介していこうと思う。
「昇龍(しょうりゅう)」
度数:30度
蒸留方式:常圧蒸留
これまでの説明でも述べてきたのであるが、黒糖焼酎「昇龍」は、原田酒造の代表銘柄である。
「昇龍」は、樽貯蔵5年原酒と5年熟成原酒をブレンドして、割り水して製造されている、とりわけ熟成期間の長いということが特徴である。
黒糖焼酎の場合、焼酎を熟成させるほどに、香りは少なくなる一方で、味わい豊でまろやかになり、飲みやすくなるという特徴がある。
奄美諸島で製造している黒糖焼酎の代表銘柄の中で、5年間熟成させた焼酎を代表銘柄として扱っているのは原田酒造だけである。
「昇龍」の味わいは、深みのあるまろやかな飲み口が特徴で、古酒という独特の深みのある味わいに、虜になってしまう女性ファンも大勢いるとのことである。
蔵元がとにかく手間暇を惜しまずに製造した、至極の一品。
是非とも、味わっていただきたい。
「満月(まんげつ)」
度数:30度
蒸留方式:常圧蒸留
黒糖焼酎「満月」も、「昇龍」同様に、原田酒造の代表銘柄として登録されている。
「満月」は、3年間もの間、長期貯蔵された古酒で、ここでも、原田酒造らしい古酒を代表として売り出している。
このお酒は、甘さ控え目で、余韻は長く、優しい甘さが口いっぱいに広がる味わいで、どちらかというと、ミドル級の黒糖焼酎だといえる。
味わいの濃い黒糖焼酎が多い中では、比較的優しい味わいのするこのお酒、決してライトとは言えないが、とても優しい味わいを楽しむことができる。
やはり黒糖焼酎は古酒の方が味わいまろやかで美味しくいただける銘柄となっているので、こちらの銘柄も是非とも味わっていただきたいものである。
「コーヒーリキュール」
度数:20度
蒸留方式:常圧蒸留
上でもご紹介させていただいたが、西欧で大変好評をいただいた銘柄で、カルアミルク好きには是非ともオススメしたい銘柄である。
もともと、コーヒーと焼酎との相性が良いのはわかっていたことであるが、焼酎の中でも、とりわけ、黒糖焼酎がコーヒーには特に合うようである。
このリキュールを使って、カルアミルクを造れば、糖質0のカルアミルクが出来上がるので、大幅なカロリーオフのお酒が期待できる。
とにかく、お酒を飲みたい人は、糖質0というのは本当にオススメなお酒である。
「コーヒーリキュール」以外の黒糖焼酎でも、ミルクとの相性が良い銘柄は大変多く存在するのであるが、当然、「コーヒーリキュール」として販売しているこのお酒が、カルアミルクには特にオススメである。
これをお読みの読者さまも、是非とも美味しくて、健康的なカルアミルクをこのお酒で造っていただきたいものである。
沖永良部島の洞窟同様に長い年月をかけて製造する黒糖焼酎は飲んでみる価値は大いにある
ここまで、原田酒造について、記載させていただいた。
沖永良部島は、地下に長い年月をかけて造られた、洞窟という、異次元の世界が数多く存在し、世界からも注目を浴びている。
そんな沖永良部島のお酒にふさわしいお酒が、原田酒造が製造する「昇龍」ではないかと思う。
奄美諸島の中でも、5年という熟成期間を経て商品化されている代表銘柄は、「昇龍」以外には存在しない。
実は、「昇龍」は、特に女性を魅了することが多く、このお酒を飲んだ女性たちは、このお酒の魅力に憑りつかれることが多いように見受けられる。
また、原田酒造が製造する「コーヒーリキュール」は、糖質0のカルアミルクという、夢のお酒を実現することができ、今後の人気も大いに期待できるお酒だといえる。
イノウエがお金に本当に困っていたときにお世話になった自前のコーヒー焼酎であるが、イノウエ的には、黒糖焼酎でもコーヒー焼酎を試してみたいと密かに思っている。
沖永良部島では、外の街灯が少なく、暗くなるのも早いのであるが、皆は、家の中で遅くまで飲み明かしているのだという。
そんな、お酒をこよなく愛する沖永良部島の人々にとって、まさに、黒糖焼酎は島酒であり、島の歴史そのものといえよう。
イノウエは、「昇龍」をお湯割りで楽しんだあと、用事を済ませて、今度は「昇龍」のロックを楽しんでいた。
そうである。
樽貯蔵とタンク貯蔵のブレンド酒である「昇龍」は、ロックでもお湯割りでも、どちらの飲み方でもまろやかで味わい深い甘さが楽しめるのだ。
「「昇龍」は、いつでも自分の気分次第で、どのような飲み方でも楽しめるお酒なので、本当にこれ1本で一晩が過ごせてしまう万能のお酒だな。」
今回の記事は以上になります。
ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。