黒糖焼酎専門店が厳選した常圧蒸留酒30度の超お買い得セット
今回ご紹介するのは奄美群島の、奄美大島、徳之島、喜界島、沖永良部島の4つの島にある、6つの蔵元の代表銘柄の詰め合わせとなっております。
今回のセットは、黒糖焼酎愛飲者も納得できる、常圧蒸留酒で30度の銘柄を厳選して集めた大変お買い得なセット内容となっており、単品販売で買うより2割り引きのセット品となっております。
常圧蒸留製法とは、蒸留器内の気圧を操作することなく90℃~100℃の沸点で蒸留します。
このため、原料の風味が良く出やすいのが特徴です。
蔵元の個性が出やすい特徴があり、銘柄ごとに、違った個性を楽しめるセット内容になっております。
筆者も、この「奄美のめぐみ」からよく黒糖焼酎を取り寄せたりするのですが、この店のセットがあるからこそ、今日の筆者の黒糖焼酎好きがあるのだと、つくづく思います。
だからこそ、筆者としても、安心して今回のセットをオススメすることもできます。
そして、この商品を飲まれた方が、満足できないということは、筆者的に見ても、考えにくいと思っています。
そんな今回のセット内容を一言で表現すると、「奄美群島4つの島から、蔵元の代表、または限りなく代表に近い銘柄の中から、本格的な常圧蒸留の黒糖焼酎ばかりを厳選した、いわば黒糖焼酎ど真ん中である。」という表現になります。
冒頭にも述べましたが、今回の目玉として、6本をそれぞれ単品購入するよりも、セット品にすることにより、価格的に、2割ほどのお得感が。
それぞれの送料を考慮するとさらに、お得感があると言えます。
このあたりは黒糖焼酎をある程度知っている人か、酒屋さんでないと分かりにくいです。
とにかく、割増料金は一切含まれておらず、割引料金のみが適用されています。
今回の銘柄は、黒糖焼酎の初心者から愛飲者まで幅広く、価格的にも万人を裏切ってはいません。
今回のセット内容の商品を具体的にご紹介
では早速ですが、今回の商品のセット内容を簡単にご紹介していきます。
名称:黒糖焼酎「龍宮」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:富田酒造
特徴:
製造から出荷までの期間が7か月程度と比較的短い期間で出荷されるため、焼酎ができたての頃に持っている尖った性質が残っているせいか、甘さよりも辛さが勝ってしまう、面白いお酒。
それでも、丹念に仕込まれた濃厚なコクはしっかりと併せ持つ、クセのあるお酒。
名称:黒糖焼酎「加那」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:西平酒造
特徴:
このお酒の特徴は、タンクと樫樽でそれぞれ2年熟成期間を経ている、熟成酒だということです。
樽の風味があるので、雑味よりもコクを感じ取ることができます。
お湯割り、水割り、ロックなど、どのような飲み方でも黒糖の持つコクと風味プラス樽の香ばしい香りや風味を感じることができる万能なお酒です。
名称:黒糖焼酎「高倉」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:奄美大島酒造
特徴:
このお酒の特徴は、3年以上貯蔵後に、樫樽で熟成されている、いわば、熟成に熟成を重ねた、美味しさを追求した銘柄となっております。
その味わいは、黒糖の芳醇な香りと、樽由来の香ばしい風味を感じることができます。
お湯割りにすると、上品なコクが感じられ、また、ロックにすると、黒糖の甘みと樽の香ばしい香りが、少しマイルドなコーヒーのような粋な味わいを演出してくれます。
名称:黒糖焼酎「あじゃ」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:にしかわ酒造
特徴:
この蔵元では、減圧蒸留酒が多い中、昔ながらの製法である、常圧蒸留製法で製造されたお酒が、「あじゃ」です。
「あじゃ」とは、奄美の方言で、お父さんという意味。
このお酒、マイルドでライトな感覚でとても飲み易いのですが、飲み口に、しっかりと感じる黒糖の風味があり、すいすい飲めて、味わい深いといった印象があります。
名称:黒糖焼酎「朝日」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:朝日酒造
特徴:
奄美群島最古の蔵元が製造する、黒糖焼酎の原点のようなお酒で、どのような飲み方をしても楽しむことができる、万能のお酒です。
しっかりとした甘さとコク、そして、キレの良さ。
このキレの良さが、いろんな品評などで、なぜ称賛されるのかについては、このお酒を飲めば、全て理解できるはず。
突き詰めたらこれなんだ、と納得のできる一品です。
名称:黒糖焼酎「天下一」
原料:黒糖
麹の種類:米麹(白)
蒸留方式:常圧蒸留
度数:30度
製造元:新納酒造
特徴:
奄美群島の美食の島である、沖永良部島の小さな蔵元である、新納酒造が製造する、フルボディ系のお酒が、「天下一」です。
このお酒を一言でいうと、リッチな甘味とドライな喉越しで切れ味も程よい。
飲み口が黒糖焼酎の甘さを十分に味わいつつ、程よい切れ味が、雑味をかき消してくれる逸品。
このようなセットにこのお酒が含まれているのは奇跡かも。
今回のセット内容の商品をクセの種類で分類すると
今回ご紹介するお酒をそれぞれのクセというものに沿って分類していこうかと思います。
ただ、今回のお酒は、ある意味、全てがよい意味でのクセのある銘柄ばかりのセレクトとなっております。
そこで、筆者が独自の、できるだけ万人に伝わりやすい分類分けというのをやってみることにします。
以下の分類分けが、少しでも読者様の参考になる内容であれば幸いです。
・どちらかと言うとノーマルなクセ
あじゃ(ライトな飲み口の中に広がる黒糖の風味)、朝日(甘さとキレの絶妙なバランス)
・樽の風味でコクを演出
加那(樽のコクと黒糖の風味がとても優しい味)、高倉(樽と黒糖の芳醇で品のある香り)
・個性を強調
龍宮(甘さに勝る辛さ)、天下一(重工な黒糖の甘さと香り)
ここで、お酒のクセというのは、料理で言うと、こってりしている、あっさりしている、または、味が薄い、味が濃い、といったように、パンチ力の強さのようなものです。
ただ、今回のようなセレクトでは、もともと、クセの比較的強い銘柄となっていますので、いろんな方向のパンチ力だと思っていただけたらと思います。
一般的に、肉料理のような脂っこい、こってりした料理には、赤ワインのようにクセの強いお酒が合い、魚料理のように、あっさりとした料理には、白ワインのようにクセの弱いお酒が合います。
クセの弱いお酒を飲んだ後にクセの強いお酒を飲むと、クセが強いと感じでしまいますが、クセの強いお酒を飲んだ後にクセの弱いお酒を飲むと、水を飲んでいるような感覚になります。
今回のセレクトでは、飲む順番については、どの銘柄から飲んでも、それぞれの味を十分に楽しむことができる銘柄となっております。
今回の価格(1万4千円強程度)でこれらの銘柄を味わえるというのは少々贅沢な感じがします。
というのも、今回のセット品は、それぞれを単品で揃えるより、2割程度安くお求めができるからです。
各蔵元には、焼酎の味をとことん追求した、上位銘柄というのがあります。
今回のラインナップの中には、残念ながら、そのような上位銘柄は含まれておりません。
コストや時間を惜しまずにとことんお酒の味を追求した上位銘柄の品は、当たり前ですが、通常価格で販売できるはずもなく、その味わいに似合った販売価格となっております。
いきなり上位銘柄をお試しにならなくても、今回の銘柄のセレクトで、十分すぎるほどに、本物の黒糖焼酎の味わいを感じ取ることができるラインナップになっていますので、安心してご購入いただいて構わないと思います。
今回のセット商品の蔵元を簡単にご紹介
それでは、今回ご紹介する商品を製造するそれぞれの蔵元について、簡単にご紹介したいと思います。
有限会社富田酒造場
住所:鹿児島県奄美市名瀬入舟町
蔵元の特徴:この蔵元は、奄美群島にある黒糖焼酎蔵元の中でも小さな蔵元。
全ての作業を手作業で丁寧にこなすなど、昔ながらの製法を現在に至るまで受け継いでいます。
仕込みに使用する32個の甕(置いてあるのは40個)は、フル稼働で使用しているが、味が変わるといけないので、甕の数以上の生産を行わないこだわりも。
西平酒造株式会社
住所:鹿児島県奄美市名瀬小俣町
蔵元の特徴:この蔵元の経営の危機を救ったのが、ミュージシャン出身の代表の「西平せれな」さんです。
もともとこの蔵元では、梅酒造りに最適と言われる「珊瑚」が代表銘柄であったのですが、より強いインパクトを求めて、今回のお酒「加那」が代表に。
新しい味を求めて、この蔵元は、進化し続けている注目の蔵元でもあります。
奄美大島酒造株式会社
住所:鹿児島県大島郡
蔵元の特徴:この蔵元の最大の特徴は、奄美大島産の黒糖を用い、奄美大島の名水「じょうご川」の水を用いるなど、原料の全てを奄美大島産で賄っているということです。
そして、蔵元の代表銘柄も、「じょうご」「浜千鳥乃詩」「高倉」と3銘柄としているところも特徴で、常圧蒸留と減圧蒸留どちらも代表として取り扱っています。
朝日酒造株式会社
住所:鹿児島大島郡喜界町湾
蔵元の特徴:この蔵元は、奄美群島で最も老舗の蔵元です。
この蔵元のある場所は、奄美群島で最も最北端に位置し、奄美群島の中で、一番最初に朝日を見ることができるところから、蔵元と代表銘柄の名前を「朝日」と命名したそうです。
黒糖焼酎初心者は、まずはこの蔵元の代表銘柄である「朝日」から飲み始めるのが良いと思います。
このお酒、どんな料理にも合い、ロック、水割り、お湯割りと、どのような飲み方をしても美味しくいただけます。
新納酒造株式会社
住所:鹿児島県大島郡知名町
蔵元の特徴:この蔵元では、常圧蒸留、減圧蒸留と、どちらの蒸留のお酒も製造しています。
しかし、この蔵元の最大の売りは、常圧蒸留で製造された、フルボディ系のパンチ力のあるお酒です。
代表銘柄の「天下一」もそうですが、他にも水連洞といった、黒糖焼酎の域を極めたような濃い黒糖を感じるお酒があるのも、この蔵元の特徴と言えます。
さあ、黒糖焼酎を飲んでみよう!
さあ早速、黒糖焼酎を手にいれて飲んでみましょう。
これまで黒糖焼酎を飲んだことの無いあなたも、きっとこのお酒を飲むとこのお酒のファンになること間違いありません。
世の中には、知られていないだけで、埋もれたお宝のような商品はたくさんあります。
黒糖焼酎もそういった、お宝のような商品であること間違いありません。
今回のラインナップは、黒糖焼酎のむしろ、愛飲者向けの、本物志向の銘柄ばかりです。
もちろん、今回の内容を初心者が飲んでも、十分すぎるくらいに、納得できるセットとなっておます。
今回のラインナップを厳選した「奄美のめぐみ」の店主が選んだ銘柄だからこそ意味があるのです。
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