本格焼酎の味わい方・嗜み方について、ストレートで飲む

  • 8月 5, 2022
  • 8月 5, 2022
  • 知識編
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本格焼酎をストレートで味わうことについて深堀りしよう

焼酎といえば、ロック、水割り、炭酸割りなど、いろいろな飲み方ができるお酒です。

ここでは、本格焼酎をストレートで飲むということについて、深堀りしたいと思います。

焼酎の中には、ストレート、つまり、生で飲むという方法を売りにしている種類のものもあります。

ここでは、焼酎をストレートで飲む方法について、向き不向きや、その魅力などを解説していきます。

この記事を読み進めることで、以下の主な3つの内容について、知ることができます。

① 焼酎をストレートで飲むことに対して、その特徴について知ることができる。

② ストレートで飲むことにに向いている焼酎の特徴を知ることができる。

③ ストレートで飲むことが向いている焼酎の具体的な銘柄について知ることができる。

それでは早速ですが、次の章より、芋焼酎について、解説していきます。

本格焼酎をストレートで飲むことについて解説

冒頭でも述べた通り、焼酎は、ロックや水割り、お湯割りと、いろいろな飲み方で飲むことができるのが特徴のお酒です。

それに比べて、ワインなどは、ボトルごと冷やして、混ぜ物をせずに、そのまま飲んだりしますし、ビールなども、基本的に混ぜ物はしません。

そのため、外国人などは、混ぜ物をして飲むという文化が無く、むしろ、アルコール類は、ストレートで飲むのが普通だと思っている人が多いのもうなずけます。

ここでは、ワインやビールのように、焼酎も混ぜ物をせずに、ストレートで飲んだらどのような味わいになるのか、また、ストレートで飲むことの意味や特徴について解説していきます。

初トライの銘柄は、まずそのまま味わってみる

「ストレート」は焼酎を、水やお湯などで割らず、何も手を加えないでそのまま焼酎を味わい飲み方です。

焼酎ツウは、「生(き)のまま飲む」と呼んでいます。

焼酎をストレートで飲むと、原材料の持つ味わいをダイレクトに感じることができるので、長期熟成したものなど、コクや風味がはっきりしているタイプにもおすすめです。

また、初めてトライする銘柄は、まずストレートで飲んでみて、個性を確認するとよいでしょう。

少量を口に含んで舌に広げ、味わいながら鼻から息を吐くと、さらに香りを感じることができます。

そして、最後に飲み込んで、キレをみます。

焼酎の香り、のど越し、余韻などの本来の持ち味を楽しんだら、あとは自分の飲み方を見つければ良いのではと思います。

常温で飲むもの、冷やして飲むもの

本格焼酎本体の持ち味は一番伝わる飲み方は、常温のストレートです。

芋焼酎や米焼酎など、深みがあって、複雑な味わいを持つタイプのものでは、冷たく冷やすとりも常温のほうが旨味成分が膨らみます。

すっきりとしたキレのある麦焼酎は、冷やしたストレートのほうが飲み口がキリリと引きしまって、美味しくいただけます。

淡麗な味わいのもの、フルーティーな口当たりのものなども冷やして飲むのに向いています。

また、原酒や初留取り(ハナタレ)などは、ボトルごと冷凍庫でキンキンに冷やして飲むのかイチオシです。

これらは、アルコール度数が40度前後と高いので、冷蔵庫でも凍ることはありません。

トロリとした状態になり、焼酎の濃厚なコクと香りがさらに広がります。

冷たいストレートを飲むときは、グラスも冷蔵庫で冷やしておけば完璧です。

ストレートはアルコール度数が高いままなので、チェイサー(水)を用意し、一口ごとに、はさみながら、交互に飲むのが体にやさしい飲み方です。

ポイント

・チェイサー(水)を飲みながら味わう。

・すっきり系は冷やす。

・コクのあるものは常温で。

ストレートの具体的な飲み方が、本格焼酎の具体的な銘柄をご紹介

ここではストレートで本格焼酎を飲む際に、具体的な飲み方について、解説していきます。

また、本格焼酎の中でも、ストレートで飲むのに適した具体的な銘柄について、記載していきます。

タイプに合った飲み方を愉しもう

本格焼酎の飲み方に難しいルールはありません。

しかし、タイプ別に適した飲み方があり、その法則を知っておけば、それぞれの個性をうまく引き出して、さらにおいしい状態で味わうことができます。

おいしいストレートのコツ

焼酎び旨味成分が下に沈んでいることがあるので、軽く瓶を振ってから、グラスにゆっくりと注いでいきます。

初留取り(ハナタレ)などは、冷凍庫でキンキンに冷やすと、瓶にはうっすら霜がつきますが、中身が凍ることはありません。

ワンショットグラスに注いで、ぐいっと!一気に飲みます。

主にストレートで飲む焼酎は、小さめのストレートグラスやショットグラス、陶器のおちょこなどに注いで味わいます。

この焼酎はストレートで!

素材の持ち味がダイレクトに伝わります。

とくに、熟成タイプのものは、まずはストレートで深い味わいを楽しみましょう。

北谷長老(ちゃたんちょうろうこしゅ)

種別:泡盛

洋菓子のような華やかな香りと淡麗な味。

度数:古酒43度

製造元;玉名那覇酒造工場

きよらじま

種別:黒糖焼酎

女性に人気のライトな15度。

度数:15度

製造元:有限会社山田酒造

限定原酒 妻

種別:芋焼酎

食中、食後にもおすすめの限定酒。

度数:39度

製造元:岩倉酒造場

百年の孤独

種別:麦焼酎

銘酒の誉れ高い、画期的な熟成タイプの麦焼酎。

度数:40度

製造元:合資会社黒木本店

万暦60(ばんれき)

種別:芋焼酎

完熟果実のような力強い風味。

度数:44.9度

製造元:西酒造株式会社

万暦240(ばんれき)

種別:芋焼酎

南国の花を思わせる華やかな香り。

度数:44.9度

製造元:西酒造株式会社

ストレートで飲むために作られた本格焼酎もある

今回の記事では、焼酎をストレートで飲むことについて、記載させていただきました。

焼酎をストレートで飲む機会の方が少ないとは思いますが、世界では、お酒をそのままで飲む機会の方が多いのです。

そのような意味で、特に海外の人に、焼酎を進める際の、参考にもなるのではないでしょうか?

今回の記事では、以下の主な3つの内容について、解説させていただきました。

① 焼酎をストレートで飲むことに対して、原材料の持つ味わいをダイレクトに感じる飲み方などについて、その特徴を解説させていただきました。

② ストレートで飲むことにに向いている焼酎の特徴について、初留取り(ハナタレ)などについて、解説させていただきました。

③ ストレートで飲むことが向いている焼酎の具体的な銘柄について、「きよらじま」などの銘柄について、ご紹介させていただきました。

この記事を読まれた読者様が少しでも、焼酎に興味を持っていただき、焼酎を好きになっていただけると、筆者としても嬉しい限りです。

この記事は以上になります。

ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。

以下、本記事など本格焼酎に関してのまとめ記事へのリンクとなります。↓

「自分だけの1本を選ぶ・飲む・楽しむための「本格焼酎」の辞典」を見に行く。

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