本格焼酎の原材料について深く知ろう。芋について。

  • 6月 18, 2022
  • 6月 18, 2022
  • 知識編
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芋焼酎に使われている芋とは、どんな芋が原材料になっているんだろう?

焼酎といえば、真っ先に思い浮かべるのが芋焼酎だと言う人は、多いのではないかと思います。

ここでは、本格焼酎ブームの火付け役となった、芋焼酎の原料である芋について解説していきます。

この記事を読み進めることで、以下の主な3つの内容について、知ることができます。

① 焼酎の種類の中で、芋焼酎が持つ魅力について、知ることができる。

② 芋焼酎の原料に使われている芋の種類や特徴について知ることができる。

④ 芋焼酎の原料である芋のルーツや歴史について、知ることができる。

それでは早速ですが、次の章より、芋焼酎について、解説していきます。

芋焼酎の魅力について深く知りたい

これをお読みの読者様は、芋焼酎を飲んでいても、特に、原材料である芋の種類などについて、考える機会はあまり無いのではないでしょうか?

実際、筆者も、焼酎の原材料である、芋の種類などを、特に気にして飲んでいるということは、特にありません。

しかし、この記事を読んで、少しでも芋の種類やルーツなどを知ると、芋焼酎を飲む喜びというのが、一層増すに違いありません

ここでは、芋焼酎の原料である芋について、解説していきます。

焼酎に使われている芋の品種は40種類以上

主原料の芋の品種にこだわりを持つ蔵元が増えています。

これは商品の差別化と美味しさの可能性を追求するためです。

皮つきのまま蒸した後で皮をむいたり、焼き芋にしたり、製法も多様化しています。

焼酎の原材料に使われる芋は40種以上で、新品種も続々と登場しています。

芋焼酎の歴史から学ぶ、救世主のごとく登場した芋焼酎とは?

日本では、焼酎が作られるようになったのは、今から約550年ほど前、つまり戦国時代のことです。

焼酎は、最初は米を原材料としていましたが、当時、年貢として納めなければならない貴重な米で焼酎を造るのはなかなか困難でした。

そこで、誕生したのが芋焼酎です。

いち早く、焼酎造りを始めた薩摩藩(鹿児島県、宮崎県)の土壌は米づくりに適さないこともあり、芋焼酎が盛んに造られるようになりました。

芋は江戸時代、薩摩地方を襲った基金の救世主でもあり、味も「味、はなはだ美なり」と江戸後期に活躍した医者・橘南谿(なんけい)の折り紙つきです。

サツマイモの品種の名前がとてもユニーク

ムラサキマサリ、タマユタカ、サツマスターチ、エレガントサマー、サニーレッドなど、さつまいもの名前はとてもユニークな名前が多いのが特徴です。

芋焼酎の原料としては、今なお、コガネセンガンが断トツで多いのですが、その後を、ジョイホワイト、ベニアズマなどが必至で追っているような状況です。

なお、さつまいもはそれぞれ、これらの品種名とは別に、農林水産省が定めた「農林××号」という登録番号をもっています。

コロンブスの新大陸発見とさつまいもの関係とは?

さつまいもの原産地はメキシコ周辺の中央アメリカです。

15世紀末、コロンブスが新大陸発見の際、ヨーロッパに持ち帰りました。

日本へ伝わったのは17世紀です。

さつまいもの日本へのルーツは、フィリピンを経て長崎へ、中国を経て琉球へなど、そのルートには諸説あります。

しかし、それらについては、コロンブスが新大陸発見の旅に出なければ、芋焼酎は誕生していなかったのかもしれません。

芋焼酎に使われている品種にと具体的な銘柄の例をご紹介

ここでは具体的に、芋焼酎に使われている芋の品種と、その具体的な芋焼酎の銘柄について解説していきます。

コガネセンガン

コガネセンガン(黄金千貫と書く)は芋焼酎の代表格です。

でんぷんが多く、食べるとほくほくとして甘く、味が良いので食・加工用としても幅広く用いられます。

コガネセンガンの人気の秘密は香りにあります。

代表銘柄;森伊蔵酒造「森伊蔵」、西酒造「吉兆宝山」など

ジョイホワイト

ジョイホワイトは、研究の末に開発された、焼酎専用の芋です。

でんぷんが多く、フルーティな香りの焼酎に仕上がります。

代表銘柄;尾鈴山蒸留所「山ねこ」、古澤醸造「ひとり歩き」など

ムラサキマサリ

ムラサキマサリは、その名のとおり、紫系の芋で、プリフェノールを含むので体にも良いとされる。

香も高く、ワインのような味わいがあります。

代表銘柄:霧島酒造「赤霧島」、落合酒造「赤江」など

シロユタカ

シロユタカのでんぷんの豊富さは、コガネセンガンと並ぶほどです。

代表銘柄:西酒造「宝山白豊」、大石酒造「蔵純粋」など

ベニアズマ

ベニアズマは、甘味が強く焼き芋に最適です。

またこの芋は、なめらかな甘さが特徴です。

代表銘柄:西酒造「宝山紅東」、長崎大島醸造「ちょうちょうさん」など

ベニハヤト

ベニハヤトは、鮮やかなオレンジ色で、にんじん並のカロチンを含みます。

代表銘柄:薩摩酒造「紅隼人」など

本格焼酎ブームの火付け役である芋焼酎はスイーティーな味と香りが人気

今回の記事では、本格焼酎ブームの火付け役となった、芋焼酎の原料である芋について解説していきました。

もう一度おさらいすると、以下の主な3つの内容について、お話させていただきました。

① 焼酎の種類の中で、芋焼酎が持つ魅力、ふくよかな香りとコク、やわらかな甘味などについて、説明させていただきました。

② 芋焼酎の原料に使われている芋の種類や特徴、40種類以上あることや、コガネセンガンといった品種について説明させていただきました。

③ 芋焼酎の原料である芋のルーツや歴史、コロンブスの新大陸発見の話や、薩摩藩の話などをさせていただきました。

この記事を読まれた読者様が少しでも、焼酎に興味を持っていただき、焼酎を好きになっていただけると、筆者としても嬉しい限りです。

この記事は以上になります。

ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。

以下、本記事など本格焼酎に関してのまとめ記事へのリンクとなります。↓

「自分だけの1本を選ぶ・飲む・楽しむための「本格焼酎」の辞典」を見に行く。

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