島有泉(しまゆうせん)の風味とコクをより深く味わう35(25)度
今回ご紹介するお酒は、奄美群島の中でも、最も沖縄に近い、与論島にある有村酒造が製造する、黒糖焼酎「島有泉」35度です。
もともと与論島では、「与論献奉(よろんけんぽう)」という、おもてなし儀式に欠かせないのがこの、「島有泉」です。
このお酒は20度という度数で、生(き)で飲めるように、飲み易く作られているお酒ですが、今回のお酒は、その「島有泉」を限りなく原酒に近い、35度で商品化されたお酒になります。
「島有泉」35度を楽しむには、ロックかお湯割りがオススメ。
「島有泉」20度に比べると、黒糖の甘い香りが漂い、深いコクとほんのりとした余韻が楽しめます。
お酒好きの方の中には、当然ですが、度数の強いお酒を好まれる方も多いと思います。
今回のお酒は、ウイスキーにも匹敵する35度。
しかしこのお酒、もともと飲み易さを追求して造られているため、度数を感じさせない飲み易さがあります。
「島有泉(しまゆうせん)」を造る有村酒造は、与論島(よろんじま)の役場や図書館がある中心集落、茶花(ちゃばな)になります。
この蔵にある機材や道具のメンテナンスは代表でもと技術系の有村晃治(ありむらこうじ)さんが自分でやっているとのこと。
蔵の地面には、床面がカパッと開く蓋があります。
蓋をあけて中をライトで照らすと、水面(ただしくは液面)に膜がはっているような液体が入っています。
これは、蒸留後の原液を地下タンクに入れているとのこと。
蔵の奥に並ぶ甕(かめ)も下半分が地中に埋まっています。
甕が地中に埋まっている理由は、気温の影響を受けにくくして、もろみの発酵を管理しやすくするためとのことです。
原酒を地下タンクに貯蔵するのは、台風などの自然災害対策のためで、地下に貯蔵した原酒は安定した環境でじっくりと熟成が進むのだそうです。
黒糖焼酎「島有泉」35度は、与論島で唯一の酒蔵である、有村酒造が製造する、島のソウルフードです。
この島の人々は、このお酒を心から愛し、このお酒と共に暮らして来ました。
もともと「島有泉」は、「与論献奉(よろんけんぽう)」で島外の人をおもてなす、ウェルカム酒。
島の人も、島外の人も、誰が飲んでも飲み易く、美味しく作られています。
この「島有泉」35度も、度数を感じさせない飲み易さ。
より黒糖の甘みと深いコクを味わいながら、ほんのりと後に引く黒糖の香りの余韻が心地よさを感じさせます。
与論島で最も贅沢なお酒。
あなたもこのお酒でウェルカムされた気分になられてみてはいかがでしょうか。
※今回はこの記事では触れていませんが、島有泉の25度についてもご購入ページに飛べるように下記にリンクを貼ってあります。
黒糖焼酎「島有泉(しまゆうせん)」35度の製造について
原料:黒糖
蒸留方式:常圧蒸留
麹の種類:米麹(白)
アルコール度数:35度、25度(紹介はしていませんが下記にあります。)
製造元:有村酒造株式会社 鹿児島県大島郡与論町
有村酒造は、与論島唯一の焼酎蔵として昔から地元で愛されてきました。
麹(こうじ)はタイ米に白麹仕込み、黒糖は沖縄産黒糖をブレンド。
ひと仕込みに黒糖840キログラム、米480キログラムを使用しています。
仕込み水は、隆起サンド島ならではのミネラル豊かな地下水。
島の地下水は超硬水のため、割水には海水をくみ上げて淡水化した軟水を用い、まろやかな口当たりに仕上げています。
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