奄美黒糖焼酎蔵「沖酒造」をご紹介

奄美諸島で2番目に古く創業106年目を迎えた沖酒造が造る奄美黒糖焼酎

2023年現在、会社の寿命は平均して7年と言われている。

18世紀の産業革命の頃は、会社の平均寿命は70年だと言われていた。

そんな中、日本には世界でも珍しいほどに、寿命の長い会社がたくさん軒を連ねているそうである。

しかし、創業100年を超える企業は、このような日本でもそうそう滅多にあるものではない。

そんな中、この記事を書いている2023年で、創業106年目を迎える奄美黒糖焼酎の蔵元がある。

今回の記事は、そんな歴史ある奄美黒糖焼酎の蔵元の中で、奄美諸島で2番目に古い蔵元である「沖酒造(おきしゅぞう)」について、ご紹介する記事を書いていこうと思う。

奄美黒糖焼酎は、江戸時代から黒糖酒して、この地域で造られた歴史というのがあるようなのであるが、黒糖酒が焼酎になったのは戦後14年が経過した後の話である。

昭和34(1959)年12月25日に、国税庁が基本通達を出し、大島税務署の所管する奄美群島でのみ、米麹の使用を条件に認められることとなった。

奄美諸島では、昔からサトウキビの製造が盛んで、そんな島の特産品であるサトウキビから、お酒を造るというのは、自然な流れだといえる。

黒糖酒が奄美黒糖焼酎として認可されてから2023年で64年目を迎えるが、その何十年も前から焼酎を造り続け、その伝統を引き継いだのが沖裕子(おき・ひろこ)さんだった。

現在、沖酒造で製造してる単独銘柄というのは存在しないが、沖酒造(おきしゅぞう)、竿田酒造(さおだしゅぞう)、神崎産業(かんざきさんぎょう)の3つの蔵元のブレンド酒となっている焼酎がある。

その焼酎というのが、奄美黒糖焼酎「古酒 白ゆり」と「えらぶ」である。

ブレンド酒というのは単独の銘柄に比べて、飲み口がとても上品で柔らかく、飲みやすいお酒となり、さらにブレンドする効果として、深みのある幅の広い味わいが楽しめるお酒となる。

黒糖で造られたお酒で良く言われるのが、「糖分が入って甘いのではないか?」ということを言われるのであるが、焼酎だから糖質が0なのである。

「えっ?こんなに甘いのに、糖質0?

じゃあ、糖質0だったら、当然、糖分は0ですよね。」

安心してほしい。

糖質、糖分を含め、糖類は一切、奄美黒糖焼酎には入っていない。

さらに言うと、奄美黒糖焼酎には、プリン体も0なのに加え、黒糖に含まれるミネラルなどの栄養分がふんだんに含まれているので、アルコールが入っていること以外は栄養の塊のようなお酒なのである。

ここで、単に体に良いだけだと健康酒という風に分類して良いとは思うのであるが、肝心なのはその味である。

イノウエは、奄美黒糖焼酎「古酒 白ゆり」を飲んで、そのあまりの美味しさに感動してしまった。

「古酒 白ゆり」は、香りを嗅いでみると花の蜜のような香りが漂ってくる。

そして、「古酒 白ゆり」を飲んでみると、そのあまりの飲みやすさにびっくりして、ふんわりと黒糖の甘い香りが口の中に広がり、芳醇な甘さに幸せを感じてしまう甘さだ。

これは、芸術品とも言うべき、とても上品な味わいである。

沖永良部島ってどんな島なの?

みなさんは、沖永良部島(おきのえらぶじま)をご存知だろうか?

ここでは、沖永良部島について特に、沖酒造の近くの情報についてついて、以下に簡単に解説させていただこうかと思う。

まず、沖永良部島は、奄美群島の中でも、南に位置する島で、徳之島(とくのしま)と与論島(よろんとう)の間に位置する。

沖永良部島の市町村と言えば、和泊町と知名町の2つの町から成り立ち、沖酒造が位置するのは、和泊町の中でも少し南東側になる。

和泊町には、島の玄関である沖永良部空港と和泊港があったり、スーパーなどがあったりと、島の中心的な役割を果たすインフラがかなり整っている。

沖酒造の近くでは、多くの飲食店が軒を連ねており、和泊港からのアクセスが良く、それなりに人が多い集落地となっていて、ホテルもいくつか建っている。

沖酒造の沖充(おき・みつる)さんによると、沖永良部島は、気候が安定していて最高気温は35度以上になることはなく、気温が高い日でも、海からの風で暑くならないということである。

しかも、沖永良部島は寒くても10度以下になるということは少なく、年中気温の変化が日本本土に比べて小さく、とても過ごしやすい気候だということである。

そして、沖永良部島での島時間はとてものんびりとしていて、穏やかな気候と穏やかな人々が住んでいる南の楽園といった雰囲気だということである。

ここでは、沖永良部島の中でも、沖酒造周辺の観光スポットについて、いくつか簡単にご紹介していきたいと思う。

有限会社沖酒造

沖酒造は、沖永良部島の和泊町の中心部にある蔵元で、共同瓶詰会社である沖永良部酒造(おきのえらぶじましゅぞう)を構成する蔵元の一つとなっている。

沖永良部酒造は、「沖永良部酒造 内東蔵(うちひがぐら)」、「沖酒造(おきしゅぞう)」、「竿田酒造(さおたしゅぞう)」、「神崎産業(かんざきさんぎょう)」の4つの蔵元で構成されている。

沖酒造へのアクセスは、沖永良部空港から車で20分ほど、路線バスで25分ほどの距離で、アクセスすることができる。

沖酒造では、焼酎の造りの時期である、1月~3月の間だけ、工場見学を受け付けているようなので、沖永良部島を訪問する予定のある人は、事前に連絡をしてから訪問すると良いだろう。

現在は代表の夫である沖充(おき・みつる)さんのお一人で、奄美黒糖焼酎を製造しているということなので、焼酎に興味のある人は、見学をお願いしてみるのもいいと思う。

西郷南洲記念館

幕末の偉人である西郷隆盛(さいごう・たかもり)は、島津久光(しまづ・ひさみつ)公の怒りにふれ、薩摩藩の重罪人として沖永良部島に流刑となった。

西郷隆盛が1年6ヵ月あまりを過ごした沖永良部島で、過酷な牢生活を経て「敬天愛人」の思想を悟ったと言われている。

※「敬天愛人」とは?:天を敬い人を愛すること。

西郷南洲記念館には西郷が過ごした格子牢が当時の場所に再現されており、痩せこけてはいるが、凛とたたずむ西郷隆盛の像を見ることができる。

西郷南洲神社

西郷南洲神社は西郷隆盛を偲ぶため、明治35年に建立された神社である。

この敷地は、史跡『前間殿内屋敷跡』と呼ばれるもので、町田実矩という人が、南洲神社を建てるために村に譲った土地とのこと。

敷地内には、招魂社、南洲文庫、沖元綱翁の碑と、史跡がかたまって建てられている。

また、ここは住民の集いの場所、子供の遊び場所にもなっている。

西郷隆盛に興味のある人は、沖酒造を訪れた際には是非とも寄っていただきたい場所である。

笠石海浜公園(かさいしかいひんこうえん)

笠石海浜公園は、沖永良部島の北東部、和泊町の海岸に面する場所にある。

笠石海浜公園は一年を通して亜熱帯の花々を見ることがでる、特に4月下旬~5月中旬にかけて園内を彩る百合の花は圧巻である。

この時期には純白の「えらぶゆり」をはじめとした様々な種類の百合が咲き誇り、多くの人が鑑賞に訪れている。

笠石海浜公園には、広い砂浜が広がるビーチやタワーの展望台などもある。

タラソおきのえらぶ

日本では「海洋療法」と呼ばれることもあるタラソテラピー。

海水には細胞に働きかけるミネラルなど、豊富な栄養素が含まれている。

「タラソおきのえらぶ」は海洋性の温暖な気候と豊富な海水源を利用し、本場フランスの技術とサービスを提供する本格的なタラソテラピー施設のことである。

「タラソおきのえらぶ」は、海に面した絶好のロケーションとなっているので、沖永良部島で体と心を癒したいと思ったときは、訪れてみるのもいいだろう。

沖酒造の歴史について

ここで、沖酒造のこれまでの生い立ちについて述べて行こうと思う。

※ 本内容については、かなりの内容を、「あまみの甘み あまみの香り」鯨本あつこ・石原みどり 著から引用しています。

沖酒造の創業は、大正6(1917)年で、和泊町・手々知名(てでちな)で創業した。

沖酒造の創業は、沖永良部島で最も古い老舗となり、奄美諸島では、朝日酒造に次ぐ2番目に古い蔵元となっている。

沖酒造は、平成29(2017)年に創業100周年を迎え、2023年の現在では創業106年目となっている。

沖酒造の創業者である沖元隆(おき・げんりゅう)氏は、沖永良部島へ流刑された西郷隆盛(さいごう・たかもり)に教えを受けた弟子たちが開いたという自習所「新進舎」で学問を学んだ。

沖元隆氏は、県議会議員も務めた方で、当時としては珍しい180cm近い長身の持ち主だったと言われている。

沖酒造の二代目を務めたのが、沖治(おき・おさむ)氏であり、治氏は和泊町の町議会議員を務めながら蔵を経営した。

治氏が蔵元の代表を務めていた当時の銘柄は、「旭桜(あさひざくら)」といい、太陽のような赤丸と緋寒桜(ひかんざくら)の花のデザインが印象的なラベルが、蔵には保存されている。

現代表兼杜氏の沖裕子(おき・ひろこ)さんは、先代だった義父の急逝(きゅうせい)に伴い、防衛省の防衛技官を務める夫の充(みつる)さんに変わり、蔵を切り盛りするようになった。

当時、右も左もわからないことだらけでスタートした裕子さんの焼酎造りは、2月の時点で、蔵では先代の仕込んだもろみが発酵中だったとのことである。

そうして、多難なスタートをきった裕子さんであったが、当時蔵で働いていた杜氏さんから、焼酎造りの初歩から学んだ。

そして裕子さんは、その後も熱心に周囲の蔵の人々に聞いたりするなどして、焼酎を製造するようになった。

裕子さんの夫である充さんは、沖縄県に在住して防衛技官の仕事を定年まで勤め、平成21(2009)年からは、夫婦ふたり体制で焼酎造りに取り組むようになったのだという。

現在は、代表を務める沖裕子さんの体調が思わしくないことが多くなったということで、充さんお一人で奄美黒糖焼酎の製造を全て行っているということである。

沖酒造の焼酎造りの特徴について

ここからは、2023年現在の沖酒造における焼酎造りの特徴について、述べていこうと思う。

沖酒造における黒糖焼酎の造りの時期は、1月から3月に集中して行っている。

沖酒造では、竿田酒造と一緒に購入した、全自動ドラム式の製麹機(せいきくき)が置いていないので、麹を作る際には、竿田酒造で石原純子さんと一緒に麹を造っているとのことである。

現在は、沖充さんと石原純子さんと協力し合って、竿田酒造にある全自動ドラム式の製麹機を使用して麹を造っているとのこと。

全自動ドラム式の製麹機は、温度管理や湿度管理といったことの、かなりの部分を自動で行ってくれるということで、麹造り自体は、昔に比べてかなり安定して作れるようになったのだという。

二次仕込みに使う黒糖については、黒糖をブロックごと投入し、4~5日には溶けて、良い感じに黒糖の香りが残るようになるのだという。

この仕込みの段階では、タンク内のもろみに対する温度管理をかなり細かく面倒を見ることで、美味しい奄美黒糖焼酎ができあがるとのことである。

イノウエがインタビューした2023年の時点では、今年は焼酎の製造をしていないということである。

沖酒造では、「えらぶ」と「古酒 白ゆり」のみのブレンド酒の原酒を製造しているとのこと。

蔵元で貯蔵される原酒の貯蔵期間は、どちらの銘柄も3年以上の熟成期間を経ており、「古酒 白ゆり」に関しては、その熟成期間は、5年以上にも及ぶのだという。

実は奄美黒糖焼酎は、熟成期間が長ければ長くなるほど味わい豊かになり、まろやかで飲み口が柔らかくてとても飲みやすい焼酎となる。

「えらぶ」と「古酒 白ゆり」は、どちらも絶品の上品な味わいの黒糖焼酎なのであるが、このように熟練された焼酎造りと長期貯蔵という付加価値があって、美味しい焼酎となっている。

沖酒造でも、黒糖の風味や味わいを、最大限に引き出そうと、黒糖対米の割合を約2対1とし、芳醇で豊かでコクのある奄美黒糖焼酎に仕上げているのだ。

インタビューに応じていただいた方

今回、イノウエの取材でインタビューに応じていただいた人について、記載していこうと思う。

沖充(おき・みつる)氏

今回、沖酒造の奄美黒糖焼酎の造りの全てを、現在一人で行っている沖充さんに、インタビューに応じていただくことができた。

沖充さんは、上でご紹介させていただいたとおり、防衛省の防衛技官として沖縄に在住して仕事に従事していたとのことである。

沖充さんによると沖永良部島の気候は、年間を通じて10度~35度の範囲で、10度以下になったり、35度以上になったりすることが滅多に無いほどに、過ごしやすい気候なのだという。

イノウエが、沖永良部島が「美食の島」だということを申し上げると、たいそう笑って、「確かに島には、辛い物とか味の濃いものというのが少なくて、食べやすい薄味で美味しく感じるかも知れない。」とおっしゃった。

沖永良部島が、奄美黒糖焼酎でも30度や40度といった、度数が高くて、味わいも濃い、パンチの効いたお酒が多いことを伝えると、島では、最近の主流のお酒の度数は25度になったという話である。

そして沖永良部島では、ビールの消費も増えて、かなりいろいろな種類のお酒が飲まれているということなので、島を訪れた人も安心して居酒屋などに訪れられるというものである。

沖充さんも奄美黒糖焼酎が美味しいということには納得していて、あまり日本本土で飲まれていないということが問題だとおっしゃっていた。

そして、奄美黒糖焼酎の原料である黒糖の価格が、他の例えば、サツマイモや小麦などに比べて、高価であるということを言われていた。

だから例えば、東京のお酒の量販店などで奄美黒糖焼酎が置いていたとしても、その隣で、価格が安い芋焼酎や泡盛などが置いてあると、そちらの方を購入されてしまうことがある。

奄美黒糖焼酎の課題は、まずは飲んでもらうことだということだということを、沖充さんとイノウエとの間でも意見が一致し、やはり奄美黒糖焼酎の課題は味ではなくて、宣伝が大事だとますます思った。

沖酒造のお酒がブレンドされている具体的な製品をご紹介

ここでは、沖永良部酒造が販売する代表的な黒糖焼酎の銘柄のうち、沖酒造が携わっている銘柄について紹介していこうと思う。

「古酒 白ゆり」

度数:40度

蒸留方式:常圧蒸留

奄美黒糖焼酎「古酒 白ゆり」は、古酒と言われるとおり5年以上もの貯蔵期間を経て、商品化されているお酒である。

上でも述べたとおり、奄美黒糖焼酎は熟成期間が長ければ長いほど、まろやかになり、味わい深くて飲みやすくなるという特徴がある。

実際、奄美黒糖焼酎「古酒 白ゆり」は、グラスに注いで香りをかぐと、とても上品な花の蜜の香りがする。

そして、その味わいは、とても上品で深みのある味わいがして、40度という度数を感じないお酒である。

「古酒 白ゆり」は、沖酒造、竿田酒造、神崎産業の3社の蔵元の原酒でブレンド酒となっているのだが、この絶妙なブレンドは、沖永良部酒造の杜氏である村山工場長によって行われている。

神崎産業の神崎忠光さんも、毎年できたお酒は味わいが変わるということを言われていて、味わいが変化しているお酒を絶妙な加減でブレンドして作るブレンダーの腕はすごいとのことである。

「古酒 白ゆり」は、ブレンド酒らしくとてもまろやかで飲みやすく、とても深みのある幅の広い上品な甘さが特徴のお酒である。

さらに、「古酒 白ゆり」は3か月~半年くらい樽貯蔵されて、樽の味わいが付いているので、ロック、水割り、お湯割り、ミルク割り、ソーダ割りなど、どの飲み方でも美味しく飲めるお酒である。

「古酒 白ゆり」のように樽貯蔵のお酒は、特にお湯割りや炭酸割りなどでも、上品な樽の風味が味わえるので、年中楽しんで飲める焼酎となっている。

もし、ブランデーで美味しい銘柄を探している人がいたら、一度は「古酒 白ゆり」を試していただいきたいものである。

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「えらぶ」

度数:30度

蒸留方式:常圧蒸留

奄美黒糖焼酎「えらぶ」も、「古酒 白ゆり」と並ぶ沖酒造、竿田酒造、神崎産業の3つの蔵元のブレンド酒である。

だから、奄美黒糖焼酎「えらぶ」も、とても上品で飲みやすく、それでいてコクのある、甘くて深みのあるお酒である。

さらに、「えらぶ」も3年以上という、長期熟成されたお酒なので、とてもまろやかで飲みやすいお酒となっている。

沖永良部島産の奄美黒糖焼酎は、単品で購入するとどうしても送料などが乗っかったりするので、まとめ購入をすることをオススメしたい。

イノウエがブレンド酒がオススメだと思う理由は、ブレンド酒というものは下手すると、今しか飲めない可能性があるということである。

実際、沖永良部酒造では、共同瓶詰会社を構成する蔵元の原酒が年により味わいの変化があり、いつも同じ味が続かないといった特徴がある。

しかも、ブレンダーも年をとるので、杜氏が変われば焼酎の味も変わるのである。

だから、奄美黒糖焼酎「えらぶ」は、最強のコスパ商品だと思うので、この記事を読んで購入しようか迷った人がいたのなら、飲んでみてから判断してほしい。

奄美黒糖焼酎は本当に美味しくて、飲む者への期待を裏切らないお酒だと言えるからだ。

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奄美諸島で2番目に歴史のある沖酒造が造る奄美黒糖焼酎を飲んでみよう

ここまで、沖酒造について、記載させていただいた。

沖酒造は、沖永良部島で最も老舗の奄美黒糖焼酎を製造する蔵元であり、奄美諸島でも、2番目に歴史のある蔵元となっている。

奄美黒糖焼酎が最も活躍できる機会というのは、ご飯と一緒に飲む、食中酒として飲む場面であり、黒糖焼酎は、口の中の脂を洗い流してくれるので、どんな料理にも合うのだ。

そして、奄美黒糖焼酎「えらぶ」はブレンド酒として、とても飲みやすくて、それでいて、深みのある飲みごたえ抜群のお酒である。

「えらぶ」は飲んだ後にも、伸びのある黒糖の甘い余韻を楽しむことができ、まろやかで深みのある芳醇な甘みを堪能できる一品となっている。

今回取材させていただいた沖充さんも、奄美黒糖焼酎が美味しいのは当たり前のようにおっしゃっていて、イノウエもこのお酒は宣伝して認知さえしてもらえれば、必ず売れると確信した。

イノウエは奄美黒糖焼酎をいつも、食後にそれだけで飲むという習慣がある。

特にイノウエの週末には、奄美黒糖焼酎はいつも楽しみで、お酒を飲むことが本当に楽しいと思えるのも、奄美黒糖焼酎が飲む者を裏切らない美味しさがあるからだと思っている。

イノウエは今日も風呂上りに、奄美黒糖焼酎「えらぶ」をお湯割りで楽しんでいた。

イノウエは思った。

「やはり「えらぶ」はとても暖かくて、体がぽかぽかと、最高に美味い!」

今回の記事は以上になります。

ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。

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