与論島ってどんな島なの?
みなさんの中でも、与論島を知らない人は多いのではないかと思う。
与論島のことを以下に簡単に解説させていただこうかと思う。
まず、与論島という島は、鹿児島県の最南端の列島である、奄美諸島の中でも、最南端の島である。
与論島の位置についてであるが、鹿児島から南へ約563km、沖縄本島の北約23kmに位置するところにあり、奄美諸島の中で、最南端に位置する島である。
与論島の面積は20.58km²、周囲:23.7kmの大きさである。
島の端から反対側まで行くのに車やバイクであれば10〜15分程度で行ける距離にあり、島を車で一周するのに(寄り道などしなければ)1時間程度で回れる大きさとなっている。
与論島の人口は、2022年2月末現在で、人口 5,141(男 2,515 / 女 2,626)となっている。
小さな島ではあるが、それでも5000人以上の人が住んでおり、独自の経済圏を築いている島である。
実は、与論島では昔から、生活水を確保するのに苦労してきた歴史がある。
島の人々にとって、何よりも水は貴重な生命線であり、雨水や地下水、湧き水や井戸水といった、あらゆる工夫をして、人々は生活水を得ていた。
与論島は小さくて、外から大きく見ると、パンケーキのように、平べったくで丸い地形となっていて、その地形ゆえに、水を蓄えられる高い山も森もないといった環境下にある。
さらに、与論島の年降水量の平年値は1798.1mm(1991~2020年)。奄美市名瀬の約2800mm、沖縄県那覇市の約2000mmに比べても少ない。
そして、たとえ雨が降っても隆起サンゴ礁の島なので水は抜けてしまうのだ。
現在では、水道の設備が進み、人々が生活水に困るようなことは、ほとんど無くなったという話である。
与論島の水事情などは、観光客のほとんどが知らないこと思うので、与論島に興味がある人は、知っておいた方が良いのではと思う。
与論島へのアクセスについて
まず、与論島にはどのようにしてアクセスすればよいのかについて、記載していこうと思う。
与論島への飛行機の便は、鹿児島・奄美大島・沖縄から毎日就航している。
フェリーは那覇からの上り便が1便、鹿児島からの下り便が1便、計2便が毎日就航していて、2つのフェリー会社が交互に運行している。
与論島内には、島内を巡回しているバスがある。
バスは南回り(反時計回り)と北回り(時計回り)があり、それぞれ島を一周している。
与論島内を一周するのに所要時間は約40分ほどとなっている。
また、団体客用に、貸切バス(ガイド付可)の運行も行っている。
与論島内には、タクシー会社が2軒ある。
タクシー会社では、一般乗車のほかに、タクシーの貸切・観光案内も行っている。
与論島内を自由に車で回りたいと思ったときは、レンタカーやレンタル自転車などを利用するのもいいだろう。
2023年1月現在で、レンタカーを扱っている企業が5社あり、そのうちの2社で、バイクと自転車のレンタルも行っている。
これだけの、交通インフラが整っていると、安心して島へ旅行ができるというものである。
与論島のWiFi環境について
旅行に行って気になるのが、スマートフォンが使えるのかどうかという点だと思う。
また、旅行だけでなく、移住を考えたときに、WiFi環境が整っていないと、移住先としての選択肢は無くなってしまうのではないだろうか?
以下に、与論島のインフラについて、簡単に記載してみた。
与論島への旅行や移住を検討している人に、少しでも役に立てたら幸いである。
与論島では、ドコモ、ソフトバンク、auの主要3キャリアに加え、格安SIM会社もサービスを提供している。
与論島はフラットな島なので、概ね電波障害は無いとのことであるが、5Gはまだ利用できないようだ。
ここで、与論島の無線WiFiについて少し触れておこう。
基本的に、与論島では島中に飛んでいる、無線WiFiというものは存在しないが、無線WiFiが使える民宿が、4件ほどあるようだ。
また、以下の場所で、無線WiFiを拾うことができる。
主なフリーWi-Fi提供スポット |
与論町役場(茶花1418-1) |
ヨロン島観光協会(茶花33) |
大金久マリン倉庫(古里16-25) |
与論空港待合所(立長571) |
与論港旅客待合所(立長704) |
砂美地来館(茶花2045) |
中央公民館(茶花1015) |
ほかにも、ドコモのFOMAのWiFiレンタルサービスなどが利用することができ、まったく電波が届かないといった事態はなさそうである。
そして、インターネット回線であるが、与論島で利用できるインターネット回線は、フレッツ光となっている。
こんなふうに、5Gこそ使用できないものの、スマートフォンを使用するという点においては、問題なく使用することができるようなので、安心して旅行を楽しんでもらいたい。
与論島の病院事情
与論島の病院事情について、気になる人も多いと思うので、ここで述べていこうと思う。
与論島と病院で検索すると、5件の病院がヒットした。
この5件の病院で、ほとんど全ての医療関係を網羅している。
特に、与論徳洲会病院は総合病院であり、この総合病院だけで、ほぼすべての科目を網羅している。
もちろん、歯医者、矯正歯科なども、与論島には存在する。
病院インフラがきちんと整っているということは、移住先としても、かなりのポイントではないだろうか?
奄美諸島には、奄美大島という、大きな島もあり、与論空港から奄美大島まで飛行機で行くこともできるので、病院事情には、奄美諸島だけで十分に賄っていけるという環境である。
病院がしっかりしているのなら、与論島で住みたいと思っている人も、安心して住めるというものだ。
与論島にもスーパーやホームセンターはある
与論島にもスーパーやホームセンターは普通にある。
24H営業のコンビニは無いが、与論島での生活には充分のお店がある。
ただ、不定休のお店が多いのと、島の行事等で臨時休業ということもあるようで、ネットで調べつつ、電話でも確認した方が良いとのことである。
島の時間は早く、なんと、朝7時から開いている、ニシムタFC与論店といった、スーパーもあるようなので、買い物に困るということは無いようである。
そもそも、与論島には人口5000人以上の人が住んでいるので、生活に必要なインフラは、問題なく整っていると考えてよさそうだ。
逆に、大人の洋服など、与論島に持ち込んでも意味のないものは、持ち込んでもしょうがないし、年中温かいので、最低限の服装だけで、事足りてしまうというのも、南西諸島の魅力ではないだろうか。
与論島には魅力的な自然がいっぱい
ここ最近のニュースといえば、2021年7月に奄美大島や沖縄で、世界自然遺産登録されたことが記憶に新しいニュースである。
そんなわけで、沖縄を始め、奄美諸島が世界から大きく注目されることになった。
それで、世界自然遺産登録とまではいかなかったのであるが、与論島の自然にはどんな魅力があるのだろうか?
与論島には、日本屈指、いや、世界屈指といっても過言ではない、美しいビーチがあるのであるが、その数なんと、60個もの、砂浜のビーチがあるのだ。
筆者であるイノウエが住んでいる大阪には、砂浜のビーチは数えるほどしかなく、大阪のビーチを求めていけば、とにかく人の群れでひしめきあっている。
そんな中、与論島では、マイビーチといってもいいくらいに、ビーチを独り占めできるような環境が、選びたい放題なのだ。
「百合ヶ浜」は与論島で一番人気の幻のビーチである
そして、この与論島で最も人気で話題なのが、「百合ヶ浜」と呼ばれている、幻のビーチである。
なぜ幻なのかというと、このビーチは、例年、春から秋にかけて中潮から大潮の干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜で、2月~10月までの、日数制限と時間制限付きで見ることができるという条件付きのビーチだからである。
そして、このビーチの魅力はなんといっても、その神がかり的な美しさ。
「百合ヶ浜」の海面は太陽の光をうけてキラキラと輝き、白い砂浜とエメラルドグリーンの海の色は、まさに地球の楽園といった感じである。
さらに、この百合ヶ浜で「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という伝説があるとのこと。
トゥマイビーチ・寺崎海岸【映画「めがね」のロケ地】
トゥマイビーチ・寺崎海岸は、映画「めがね」のロケ地として有名になった。
映画「めがね」とは、2007年に公開された、小林聡美が主演の、青春映画である。
与論島の中では、百合ヶ浜の負けず劣らずの人気ビーチだということである。
トゥマイビーチは、海自体がキレイではあるが、おすすめポイントは、「キメが細かくて柔らかい砂」だということ。
その砂質は、メリケン粉のようなさらさらした感じの砂感が楽しめるということ。
これだけ柔らかい砂質のビーチは、与論島の中でも珍しいとのことなので、トゥマイビーチでは、海だけでなく砂も楽しむべしといったところである。
繁華街の近くにある絶景ビーチ「茶花海岸」
有村酒造の中でも紹介した「茶花海岸」であるが、茶花市街地のすぐそばにある穏やかなビーチである。
「茶花海岸」の特徴は、パウダー状の真っ白な砂浜は、夏の日差しの反射で「砂焼け」しそうなほどの真っ白なビーチであるという特徴。
「茶花海岸」にある特設ステージでは、サンゴまつりなどの様々なイベントが行われるのだという。
なんとここでは、運が良ければ、ウミガメが泳ぐ姿を見ることができるという、都会ではあり得ない、まさに水族館での眺めがリアルで見ることができるということである。
有村酒造から、歩いていける距離なので、有村酒造の工場見学とセットで訪れたい人である。
雨の日にオススメな観光スポットの「赤崎鍾乳洞」
与論島を訪れたときに、雨になってしまったという話は良くある話である。
与論島は、奄美諸島の中では、降水量が少ない方の島ではあるが、それでも、雨が降って、観光に困ることもあるのではないかと思う。
そんなときに、「赤崎鍾乳洞」はオススメの観光スポットである。
「赤崎鍾乳洞」は、意外とであるが、本格的な鍾乳洞なので、鍾乳洞が好きな人も楽しめる、観光スポットとなっている。
与論島は、サンゴ礁が隆起して生まれた島で、実は島内の地下いたるところに鍾乳洞がある。
「赤崎鍾乳洞」は、そんな与論島の鍾乳洞の中でも、イチオシの鍾乳洞である。
与論島には「おもてなし」が好きな、ウェルカムな人がいっぱい!
冒頭でも述べたのであるが、与論島の人の特徴といえば、優しすぎるほどに、お人よしの人が多い島であるということ。
そして何といっても、客人をおもてなしするのが好きな、世話好きな人で溢れている島であるということが、最大の特徴だと言える。
今回、取材に応じていただいた、有村酒造の有村泰和(ありむら・やすかず)社長によると、与論島に訪れた観光客の人は、リピーター率が非常に高いという特徴があるということである。
観光先でリピートしたいと思うリピーターの気持ちになって考えてみると、その感情には、訪問した結果、期待以上によかった、ということに他ならない。
何といっても、与論島のおもてなし儀式である、「与論献奉(よろんけんぽう)」が、与論の人々の特徴を大きく表しているということだ。
冒頭でもふれたが、「与論献奉」とは、与論島への客人をもてなすための儀式的な飲酒方法をいう。
「与論献奉」の歴史は1561年に始まるとされ、古くからこの回し飲みの文化はこの島で継承されてきた独自の文化であり、客人をもてなす時に行なっていた。
過去に、お酒を拒む方もいたようで、その際に「これは与論の憲法(けんぽう)だから断れないよ!」と言っていたことから、現在の名前になったのだそう。
「与論献奉」は、主人から順に、客人全員に対して1杯ずつ酒を献上し、口上を述べてから酒を飲み干してから杯を返し、周囲の者は静かに拝聴するものとなっている。
文章だけ見ると、とても窮屈な儀式だと感じる人もいるのかも知れないが、最近では、ホームページやYouTubeといった、SNSなどで、その様子などを拝聴することが、簡単にできてしまう時代になった。
そしてその様子を見てみると、実に微笑ましく、穏やかで、なんともフレンドリーな空間であるということ。
訪問客にとって、これほど有難いおもてなしはないのではないだろうか?
筆者であるイノウエも、新婚旅行でオーストラリアに行ったときに、旅行の感想を妻に聞いてみると、「現地のエリックさん(仮名)のガイドがすごく良かった。」と言っていた。
観光目的で行った旅行先で、最も印象に残ったのが、現地人とのふれあいの体験談だったという話だ。
きっと、与論島に観光した人が、リピーターになる理由で、最大の理由は、与論島の人との交流ではないかと思う。
そういう意味でも、みんなで円になって、温かく、和やかなムードで行われる、「与論献奉」は、これからも、多くの訪問客を惹きつけてやまないことに違いない。
以下は参考までに、与論献奉十カ条について記載しておく。
与論献奉十カ条
与論献奉は、お客様に感謝し健康の泉・明日への活力源として与論の誠の心を献上して歓迎し、
共に島の永遠の繁栄を念願するものである。
第1条 与論献奉は、与論固有の献奉であり与論島の象徴(誠の心)である。
第2条 与論献奉は、全町民の真心を主賓に献上してから関係者全員に施行する。
第3条 与論献奉は、敵物適量を厳かに1回だけ施行する。
第4条 与論献奉は、平等に施行し何人たりともこれを断ることはできない。
第5条 与論献奉施行者は、主賓等の適量を誤ってはいけない。
第6条 与論献奉施行者は、施行前に趣旨等を口述し味見をしてから施行する。
第7条 与論献奉受杯者は、献杯する前に自己紹介等スピーチをして献杯する。
第8条 与論献奉施行中は、何人たりとも離席せず私語を慎み、受杯者のスピーチを拝聴しなければならない。
第9条 与論献奉施行者は、献奉を終了したら速やかに主催者に報告し、御苦労杯を受け献奉が終了した旨を全員に報告しなければばらない。
第10条 与論献奉施行者は、献奉施行の一切の権利と義務を負うものをする。
実は与論島にはたくさんのグルメがある!
島を訪れた人は、こんな景色があったなら、美味しいグルメがあったら最高なのに、と思う人も多いのではないだろうかと思う。
実は、与論島には、美味しいグルメがたくさんある島なのだ。
ここでは、与論島のグルメについて、紹介していきたいと思う。
与論産牛・魚介類専門店とーぐら
なんと、与論島では牛の飼育が行われていて、その肉質はA4ランクという、屈指の牛肉エリアである。
「与論産牛・魚介類専門店とーぐら」では、昼間から、舌の上でとろけるような、上質な肉を堪能することができてしまうのだ。
しかも、その値段も、昼の定食で、かなりのボリュームなのに、1500円というリーズナブルな金額。
これはもう、与論島に行ったときには、「与論産牛・魚介類専門店とーぐら」に行くしかないだろう。
蒼い珊瑚礁
ここ「蒼い珊瑚礁(あおいさんごしょう)」では、与論島名物である、もずくそばが食べられる。
もずくそばとは、蕎麦粉を使わずに、小麦粉にもずくを混ぜて作った麺料理で、沖縄でも名物料理になっている。
「蒼い珊瑚礁」で出される「もずくそば」は、美味しいだけでなく、ボリューム満点で、食べ応え十分なグルメである。
しかも、この「蒼い珊瑚礁」からの景色も良く、店の裏側には、「パラダイスビーチ」と呼ばれる美しいビーチがあり、西向きのため、タイミングがよければサンセットも眺められるとのことである。
美しい景色を見ながら、美味しい料理が食べられるとは、一石二鳥で、最高の食事を楽しめるというものだ。
与論島にはまだまだ美味しいいグルメがたくさん
上記に記載した以外にも、与論島にはまだまだ美味しいグルメがたくさんあるのだ。
こんなふうに、与論島は自然が繰り広げる景色を楽しむだけでなく、美味しいグルメも楽しめる、旅行先として最高の条件がそろっている、魅力的な島である。
いろいろなサイトで奄美諸島を調べてみると、与論島は最も南に位置しているので、だいたい、奄美諸島の中でも、最後に紹介されることが多い島である。
しかし、食の面でも、これだけ魅力的な食事が楽しめるということは、旅行先として候補に上げるべき要素が揃っていると言ってもいいのではないかと思う。
与論島は海も穏やかで船酔い無しに、大物が釣れる!
実は、与論島での海の特徴はというと、とても穏やかな海といった感じで、ボートなどで海に出ても、ほとんど船酔いをしないという、メリットがある。
こんな静かな海で、魚が釣れるのかと思いきや、なんと、大物が釣れることも多い、屈指の釣りスポットでもある。
与論島で釣れる魚は、タカサゴ(グルクン)、サヨリ、カマス、ムロアジ、ブダイ、イスズミ、アイゴ、フエフキダイ、ロウニンアジ、カスミアジ、ギンガメアジ、ヒラアジ、イシガキダイ、アラ、アオリイカ(ミズイカ)など。
島の沿岸は浅い箇所が多く、岸や陸地からの釣り場としては、茶花港、与論港などの港が主な釣りポイントとなる。
ただ堤防からの釣りだがらといって小物中心というわけではなくタイミング次第では超大物が釣れることもあるので油断はできない。
与論島では、サビキ釣りも群れに遭遇次第で、たくさん釣れるほか、釣った魚を泳がせることで、超大物をゲットすることができてしまうということもある。
そして、何といっても、ボートをレンタルして、ボートからの釣りも楽しめるので、釣り好きにはたまらないスポットではないだろうか?
しかも、この与論島での釣り体験に、インストラクターを雇うこともできるので、釣りに興味があっても、自信が無い人などは、このような体験にお金を払うのも選択肢として有りだと思う。
そして、このインストラクターの中には、釣りボートもレンタルできて、ついでに釣りも教えてもらえるといった、至れり尽くせりの体験ツアーも存在するのだ。
これはもう、利用しない手はないのではなかろうか。
与論島はマリンスポーツの宝庫である
与論島といえば、美しい海に囲まれた楽園といったイメージがあるが、海に囲まれているということで、いろいろなマリンスポーツが体験できるという魅力もある。
ここでは、与論島で体験することができるマリンスポーツについて、いくつかをご紹介していこうと思う。
ダイビング
与論島の周辺の海というのは、実は、世界でも屈指の美しさを誇ると言われている。
この与論の海には、ここでしか味わえないような、海の景色が広がっている。
与論島に来たら外せないダイビングツアーでは、ウミガメとの高確率で出会うことができ、特に、与論島の北側には、沈没船や海中宮殿などのスポットが集中しているのだ。
そして、与論島の南側にはダイナミックな地形が広がっており、大型の生き物と出会えるダイビングスポットもあるのである。
そして、与論島では、ダイビング体験を提供しているサービスがいくつもあり、選びたい放題になっている。
与論島に来たら、必ず体験したい、マリンスポーツの一つである。
水上スポーツの新定番!SUP(サップ)
SUPとは、「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称で、その名の通り、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティのこと。
この新感覚な、SUPが楽しめる環境として、波が静かな海であるということが条件であるが、与論島では、SUPが楽しめる環境と、体験を提供している団体もある。
与論島でのSUPの体験は、単に、海の上をボードで漕いでいくというだけでなく、ウミガメにも会えるという体験をすることができるのだ。
そして、与論島の海は、世界でも屈指の美しい海なので、SUPで海の上を散策しているだけでも、かなりの魅力的な体験だといえるだろう。
シーカヤックでカクレクマノミを見る
マリンスポーツといえば、海の上を散策することであるが、船などで海の上を行くよりも、もっと間近で海と接することができる方法として、シーカヤックに乗るという方法がある。
与論島では、ヨロン島ビーチボーイクラブが提供しているシーカヤックでカクレクマノミを見るというツアーがあり、こちらも人気のツアーになっている。
全く泳げない人でも、シーカヤックを使えば、海に繰り広げることができるので、比較的入りやすいのではないかと思う。
カクレクマノミは、ニモの世界で、本土にいる人は、映画の中の世界のようなものに思うのであるが、リアル天然のカクレクマノミが見られるなんて、なんと素晴らしいことか。
他にもマリンスポーツが楽しみたい放題
上で紹介したような内容以外にも、海に囲まれた与論島だから楽しめる、マリンスポーツは他にもまだまだある。
ダイビングについても、回りが海に囲まれた与論島であれば、ダイビングスポットを無限に楽しむことができる。
海好きな人であれば、いつも美しくて穏やかな海を体験できる与論島は、外せないスポットであるといえる。
あなたも与論島の海に、無限の可能性を追い求めてみようではないか。
与論島は自然も人も食べ物も魅力ある島である
ここまで、与論島について、解説してきた。
与論島は、世界屈指の美しい海と、人をおもてなしするのが好きな、人懐っこい人たちがいる、とても魅力的な島であるということを記載してきた。
もし、与論島に行こうか迷っている人がいるのであれば、まずは行動してみようではないか。
与論島は、観光客のリピート率が高い、行ってみて想像以上だったと思われるような、知られざる楽園である。
もしこれをお読みの読者さまが、お酒が好きだという人がいたら、その時点で、与論島の人と、友達になれる理由があるというものである。
イノウエも、黒糖焼酎が好きになったことで、飲酒文化のある、奄美諸島の魅力に触れることができた。
こんなふうに、お酒というのは、人と人とをいいように繋げてくれる、とても有難い潤滑剤だと思っている。
美しい自然、陽気で親切な人々、そして、美味しい料理、これらの要素がぎゅっと詰まっているのが、与論島という島である。
この記事は以上になります。
ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。