戦跡が多く、見どころ満載の島
奄美大島と喜界島を直線距離で結ぶと、わずか25キロメートルしか離れていないとのこと。
奄美大島から飛行機に乗って喜界島に行くと、空路わずか20分で到着してしまいます。
しかし、船の定期便で「喜界島」に行こうとすると、2時間以上かかるとのこと。
「喜界島」は、奄美大島から見ても、近くて遠い島なのです。
「喜界島」には、インスタ映えしそうな撮影スポットがいくつかあります。
その一つは、島の最高地点、211メートルの丘をジャンプして飛び越えているような写真が撮れるサトウキビ畑の中の一本道です。
アップダウンの具合がいい塩梅なのか、ある地点でジャンプした写真を撮ると、丘を飛び越えているようにみえるのです。
次に、島に飛来する蝶々「オオゴマダラ」がやってくる森の中です。
田舎道を進んでいくと、いきなりトリッキーな交通標識が現れます。
「蝶に超注意」
島人の話では、本当にすごい量の蝶がいるとのことです。
さらに、「オオゴマダラ」にはもう一つ、大きな特徴があります。
それは、「オオゴマダラ」のサナギは見事な金色だということ。
この、「オオゴマダラ」のサナギはその見事な金色から、「南の島の貴婦人」と呼ばれているそうです。
そして、喜界島にある朝日酒造には、代表銘柄「朝日」の初留(しょりゅう)を詰めた「南の島の貴婦人」という銘柄の焼酎があります。
そして、もう一つ忘れてはならないのが、「喜界島の戦跡」です。
奄美群島は九州と沖縄の中間位置にあるため、昔から多くの戦争に見舞われてきました。
そして、奄美群島が琉球王国に攻め込まれたとき、喜界島は激しく抵抗し、琉球王国の侵攻を苦戦させました。
そのような歴史から、喜界島には多くの戦争の痕跡が現在も残っているのです。
喜界島のヤギが美味しい。
奄美群島では、昔からヤギを食べるそうですが、特に喜界島のヤギは人気です。
奄美群島の人々によると、あそこのヤギは美味しいだの、あそこのヤギは臭いだのと、ヤギ談義が始まったりします。
しかし、喜界島のヤギは人気のあまり、最近は品薄気味だとか。
喜界島を観光した際は、ぜひ、喜界島のヤギを実食してみましょう。
喜界島の代表酒蔵といえば、喜界島酒造と朝日酒造です。
どちらの酒蔵の銘柄も、現在でも多くの人に愛され続けています。
今回は、そんな、魅力満載の喜界島について、簡単にご紹介させていただきました。
以下は、奄美群島広域事務組合 様のご許可をいただき、喜界島の動画を掲載させていただきます。
動画中では、黒糖焼酎に関する製造工程の動画も紹介されています。
以下から動画を楽しんでください。 ↓