奄美群島にある請島の魅力について解説

  • 4月 27, 2023
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  • 知識編
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請島ってどんな島なの?

みなさんは、請島をご存知だろうか?

請島と書いて、請島(うけじま)と呼ぶ。

この、請島について、何となく名前を聞いたことがあるような人も多いかもしれないが、奄美諸島の一部の島だと認識している人は、どの程度の割合の人がいるであろうか?

今回の記事では、請島について、解説していこうと思う。

加計呂麻島の位置は、鹿児島市から南へ約460kmのところにあり、加計呂麻島の南に位置し、面積は約13.34 km2で島の周囲は、24.8 kmになる。

請島は、島の面積の90%は森林で埋められているということで、そんな島に住んでいる人は、2022年3月時点で92人とのことである。

島には請阿室(うけあむろ)、池地(いけじ)の2つの集落がある。

請島自体は、西北西から東南東へ薄く横にながい形をしており、池地集落が西側、請阿室が東側にある。

実は、請島では畜産業が盛んなのであるが、畜産自体を実際に行っている場所は、港より奥深く入った場所で行われているため、観光などでその景観は確認はできない。

請島では畜産業の他に、ソテツ、花卉栽培(かきさいばい)が盛んで、第一次産業がメインで成型を立てている。

花卉栽培とは、花卉園芸(かきえんげい)のことで、草花、サボテン、多肉植物、観葉植物、山野草、花木(かぼく)、盆栽など、観賞用の植物、花卉を栽培・生産する研究や産業である。

この他にも、請島の特徴として、ハブが生息しているため、隣の与路島と同様に、集落には「用心棒」と呼ばれるハブを退治するための棒が立てかけてある。

こんなふうに、請島はアクセスすること自体がかなり限られた島であり、離島の中の離島と言われいている島で、奄美大島の人たちでさえ、行ったことがある人の方が少ないという島である。

今回のこの記事では、そんな離島という魅力あふれるロケーション感たっぷりの、請島について、その魅力を伝えていこうと思う。

請島の行政と学校について

請島の行政区分としては、奄美大島の瀬戸内町の行政区分に属する。

瀬戸内町は、鹿児島市の南方約420kmの洋上に浮かぶ奄美大島の最南端に位置し、大島海峡をはさんで加計呂麻島、請島、与路島の有人3島を含む、総面積約240平方キロメートルに及ぶ行政区域を有している。

請島で、2021年に中学校の入学式が行われた。

請島の池地集落の中にある、池地中学校(新地哲郎校長)は10年ぶりに新入生1人を迎え、7年ぶりに休校から再開した。

また、2017年には、池地中学校と同時に併設された池地小学校が2人の児童を迎え、3年ぶりに再開している。

請島の人口は、1955年には1174人が暮らしていたのに対し、年々人口が減り続け、2022年には92人と、1955年の10分の1にまで減った。

請島の存在を知っている人はとても少なく、そのことも人口が減り続けた要因の一つであろう。

今回のこの記事が、一人でも多くの人が、請島の存在を知るきっかけになってくれたとしたら、とても幸いなことである。

請島へのアクセスについて

請島へ行くためには、奄美大島に行く必要がある。

ここでは、奄美大島へのアクセスについては省略させていただき、奄美大島から請島へのアクセス方法について、記載させていただこうかと思う。

飛行機やフェリーで奄美大島にある玄関口の、奄美空港や名瀬新港に到着したら、請島へ行くフェリー乗り場(古仁屋港)へ移動する。

古仁屋港(こにやこう)は奄美大島の最南端にある、瀬戸内町にある港で、古仁屋港へのアクセスは、島のバスに乗るか、レンタカーで行くか、毎日ではないが、フェリーで寄港するという方法がある。

古仁屋港へは、奄美空港から島バスで約2時間30分、名瀬新港から島バスで約1時間20分の移動時間となる。

古仁屋港に着いたら、請島に行く前に、食料と飲料を確保してから、請島へ向かおう。

というのも、請島には民泊できる宿泊施設が2件あるものの、コンビニのようなショッピング施設が無く、自動販売機なども置いていないので、飲食物が確保できないからである。

古仁屋港から行ける島が、請島・与路島になる。

請島・与路島へは、町営フェリーの「せとなみ」が運航している。

請島では請阿室港と池地港、与路島では与路港へ到着する。

古仁屋港から請島までの所要時間は45分~1時間で、930円とのことである。

請島の隣にある無人島の木山島は、釣りやダイビングスポットがあり、砂浜もありキャンプもできるのであるとても魅力的な島である。

木山島へのアクセス方法としては、奄美大島からチャーター船に乗ってアクセスできるようなので、興味のある人は、調べてみよう。

請島には島内交通がなく、集落ごとに港があって、島民たちもこの船で移動する。

そういった事情から船は時刻通りに来ることは少なく、港の近くまで来ると汽笛を鳴らし、集落に船が来た旨を伝えるそうだ。

請島のWiFi環境について

請島は、釣りやダイビングなどで訪れる人が多いということであるが、WiFi環境がどの程度整っているのかということが気になることである。

結論から言うと、島の住人は、ADSL&光回線を利用しているということであるが、外部から観光で訪れた人に向けた、フリーWiFiというものはないとのこと。

ただ、調べによると、請島の宿泊施設である2つの宿泊施設のうち、集落「池地いけじ」にある民宿施設である民宿「みなみ」では、宿泊者は無料WiFiを使うことができるということである。

また、島内ではWiFiが使えないということはないので、安心してほしい。

ただ、請島での電波はそんなに強くなく、通信速度が遅いということであるということなので、通信速度にストレスを感じる人にとっては、多少の不便さを感じるかもしれない。

請島の病院事情

請島では、病院というものがなく、診療所が一つある。

瀬戸内町国民健康保険池地診療所(せとうちちょうこくみんけんこうほけんいけじしんりょうじょ)がそれにあたり、平日の午前中のみ診療を行っている。

その他瀬戸内町では巡回診療も行っており、与路島・請島へ貸し切り船を使用し巡回しているという。

だから、病院施設が全く無いということは無いので、安心してほしい。

しかしそれでも急患が出た場合は、救急艇と救急車を用意し、奄美に患者を搬送する。最短でも2時間30分かかるというのだから大変なことだ。

請島で最も気になるのが、ハブに咬まれる心配というのがある。

ただ、現地に詳しい人の話を聞くと、ハブは山奥に行かないと出会わないということで、ハブの心配はほとんど無いということである。

仮に、請島で緊急の場合は、救急艇にて奄美大島の病院に搬送されることが多いとのこと。

請島での病院事情は決して良いとは言えないので、奄美大島の病院事情と一緒に考える必要がある。

もし、あなたが与路島で、緊急事態が生じたときは、119に連絡をするのが良いとのこと。

ただし、奄美大島での病院事情は、とても充実しているので、フェリーに乗れさえすれば、奄美大島の瀬戸内町には「瀬戸内徳洲会病院」があるので、とても安心だ。

請島ではショッピング施設が無い

請島ではショッピング施設というものがなく、もし食料を調達する必要があるときは、フェリーに乗る前に、奄美大島の古仁屋港で食料を調達してから請島に渡ることをすること。

ただ、請島の民宿の料理はとても美味しいということなので、宿泊するのに請島で宿泊するのはオススメである。

奄美大島と請島との橋渡しをする島の船である「しまなみ」はとても大きな船で、奄美大島から請島へ食料を運ぶだけでなく、軽自動車なども運ぶことができる。

また、「しまなみ」は、バイクや自転車なども運ぶことができるので、奄美大島でレンタサイクルを借りて、請島に渡ることもできるようである。

請島に遊びに行くためには、事前に情報を十分に調べてから請島への渡航を検討したほうがいいであろう。

請島のハブ事情

奄美諸島には、ハブのいる島といない島がある。

奄美大島・加計呂麻島・請島・与路島・徳之島にハブはいるが、喜界島・沖永良部島・与論島にはいない。

つまり、ここ、請島にはハブがいるのである。

ここからは、あなたが請島に来た際に、ハブに咬まれないようにするための、簡単な知識について、記載しておこうと思う。

夜間は絶対に、外出する際は足元を照らすもの、懐中電灯やランタンを使用すること。

ハブは本来おとなしい生き物であるが、不用意に踏みつけてしまって足をかまれる被害が多くみられたりするからだ。

また、日中でも草むらに不意に入るのは、どこにハブがいるかわからないので、厳禁だと言える。

請島で夜間外出時には、「ハブはいるもの」として、必ず懐中電灯かランタンを持参し、不用意に草むらや山道には入らないにすること。

他に、ハブには弱点や特徴とうものがあるのであるが、それは各自でググっていただくと、ハブの特徴がわかるので、ここでは省略させていただくものとする。

請島で大量発生する吸血害虫「ヌカカ」は避けるべし

請島や与路島、加計呂麻島には、「ヌカカ」と呼ばれる吸血害虫が生息し、特に、3月末~5月初旬が発生のピークとされるので、この時期に請島に行くのは、やめた方がいいのかも知れない。

特にこの虫は、海岸近くで大量発生するので、仮に請島にこの時期に行ったとしても、海に近づかないなどの対策をした方がいいだろう。

「ヌカカ」にかまれると、強いかゆみが出て、症状が1カ月以上続く人もいるという。

一番いいのは、3月末~5月初旬に、請島には立ち入らないことである。

請島は手つかずの自然が魅力

請島は手つかずの自然が魅力ということがある。

請島は、街灯などが全くないということもあり、島の晩がとても早く訪れる。

請島の魅力は、そんな都会の喧騒とは真逆の自然といったことが、他のどの島より堪能できるということではないかと思う。

そんな請島でオススメのスポットをいくつか記載しようと思う。

白砂とエメラルドブルーが堪能できる「クンマ海岸」

「クンマ海岸」は、請島(うけじま)の池地(いけじ)集落東側にある、白砂とエメラルドブルーの海が広がる美しいビーチである。

クンマ海岸は遠浅の海で基本的に波も穏やかなため海水浴を楽しむには最高の海岸だということ。

そんなクンマ海岸であるが、なんと、シャワー設備も完備しているということである。

請島最高峰の大山である「ミヨチョン岳」

請島の最高峰である「ミヨチョン岳」の大山は、請島最高峰で、標高が398mもある。

その山頂付近には人が10名以上が乗れるような大きな岩がある。

そして大山では、貴重な野生動植物が多く生息、その保護のため入山申請が必要とのことである。

そんな大山は、「みのり会」が案内するそうだ。

※申請書のお手続きは、2週間前までにお願いする必要がある。

請島で神聖な場所といえば「きゅらじま神社」

「きゅらじま神社」は、請島の集落の一つである請阿室から徒歩15分(上り坂)の距離にあり、請阿室集落を望めるポイントにもなっている。

請島にはレンタカーはない為、徒歩などで移動することになる。

毎年行わわれる『請島ウォークラリー』の通過地点ともなっている。

日帰りする際は、お天気が好条件でないと心配なので、泊まりがけでいくことをおすすめする。

請島は、整備されていない自然のままが体験することができる注目すべき島である

ここまで、請島について、解説させていただいた。

ここまで記載させていただいたように、請島ではショッピング施設というものがなく、島へ渡る際には、奄美大島で事前に食料などを調達してから渡航すべきである。

そして、請島は、都会の喧騒とは真逆の自然を堪能することができ、心身ともにリフレッシュするのに絶好な島ではないかと思う。

人によっては、とにかく人から離れたい、それでいて、ある程度の便利さが欲しいといった人はいるのではないかと思う。

最近見たユーチューバーのコメントで、奄美大島での時間を過ごす最もオススメな時間の過ごし方は、何もしないということのようである。

そんな、何もしない、といった、贅沢な時間の過ごし方ができるのが、ここ、請島ではないかと思う。

この記事で少しでも請島に興味を持っていただいたら、幸いなことである。

この記事は以上になります。

ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。

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