奄美群島にある喜界島酒造の代表銘柄の新濾過仕上げ、黒糖焼酎『喜界島 新濾過』

黒糖焼酎を新濾過することにより黒糖の旨味をさらに演出

今回ご紹介するのは黒糖焼酎「喜界島 新濾過(きかいじま あらろか)」です。

蔵元の昔ながらの製法である、黒麹仕込み、常圧蒸留で黒糖のコクと旨味を引き出した代表銘柄の「喜界島」を新濾過することにより、黒糖の持つ旨味をさらに引き立たせた一品です。

この商品は、これまでの黒糖焼酎の愛好家に対して、さらに満足していただけることを狙った商品だと言えます。

もちろん、黒糖焼酎初心者でも、黒糖が好きな人なら、間違いなく、満足できる一品だと言えます。

このお酒の濃厚な味わいは、上質な黒糖に、仕込み水にカルシウムのたっぷりと含んだ硬水が使われていることが挙げられます。

普通、仕込み水にも軟水が使われることが多いのですが、喜界島はもともと隆起サンゴでできた島なので、島の主な水の性質は、石灰質のサンゴでろ過されたコチコチの硬水です。

しかし、このカルシウムやミネラルを、たっぷり含んだ天然水である硬水を仕込み水に使用することにより、もろみの発酵を促してくれる結果に。

割り水には、軟水化処理された水が使用されています。

この独特の島の特長が、他では味わえない独自のお酒を造っているのです。

黒糖焼酎「喜界島 新濾過」はもともとただでさえ甘さの際立つ「喜界島」を荒濾過することにより、より黒糖の香りとコクと旨味を演出しています。

黒糖焼酎好きな人でも、クセの強い、いわゆる、甘さが攻めてくるなどを嫌う人もいるので、このお酒はクセをさらに味わいたい人に向けた一品となります。

飲みやすさよりも個性を重要視して製造されたこの一品。

これまでの黒糖焼酎の芳醇な甘みでさえも満足できなかった人へ、この一品は特にオススメの一品です。

黒糖焼酎「喜界島 新濾過」の製造について

原料:黒糖

蒸留方式:常圧蒸留

麹の種類:米麹(白)

アルコール度数:25度

製造元:喜界島酒造株式会社 鹿児島県大島郡喜界町

蔵元の仕込み水は蔵から2キロ離れた山間部の地下30メートルからくみ上げた硬水。

硬水を仕込み水に使うことにより、石灰質の土壌から溶け出したミネラルが、もろみの発酵を促します。すると、麹がよく熟成され、味わいにより深みが出るとのこと。

そして割り水は、軟水化処理をした水を使用。

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