奄美群島にある喜界島酒造が誇る熟成の極み、黒糖焼酎『キャプテンキッド』

黒糖焼酎の原酒を7年熟成後に樽貯蔵

今回ご紹介するのは黒糖焼酎「キャプテンキッド」は喜界島酒造の最上位銘柄となります。

このお酒、43度の原酒に一滴の水も加えず、7年間熟成させ、さらに樫樽で貯蔵させています。

このお酒、度数が43度のまま商品化されているのですが、度数を全く感じず、樫樽の風味と黒糖の芳醇な香りが相まって、とても心地よい香りがします。

そして、その味は、黒糖の甘みを十分に感じることができ、また、度数を感じさせない飲みやすさ、まさに、芸術品のようなお酒です。

このお酒、そのままでもロックでも美味しいのですが、冷凍庫で冷やしても43度なので凍らずに、キンキンに冷えた黒糖焼酎をバニラアイスにかけて食べても美味しくいただけます。

ところで、このお酒の銘柄である、「キャプテンキッド」といえば、スコットランド出身の有名な海賊です。

この海賊キャプテンキッドが、奄美群島の北側にある、トカラ列島に、秘宝の宝物が眠っているという伝説があります。

このお酒に「キャプテンキッド」の名前を付けたのも、この名前にふさわしい、海賊王のような、黒糖焼酎の王にふさわしい銘柄だと蔵元の想いがあってのこと。

名前に恥じない、とても美味しいお酒となっております。

このお酒の濃厚な味わいは、上質な黒糖に、仕込み水にカルシウムのたっぷりと含んだ硬水が使われていることが挙げられます。

普通、仕込み水にも軟水が使われることが多いのですが、喜界島はもともと隆起サンゴでできた島なので、島の主な水の性質は、石灰質のサンゴでろ過されたコチコチの硬水です。

しかし、このカルシウムやミネラルを、たっぷり含んだ天然水である硬水を仕込み水に使用することにより、もろみの発酵を促してくれる結果に。

割り水には、軟水化処理された水が使用されています。

この独特の島の特長が、他では味わえない独自のお酒を造っているのです。

黒糖焼酎「キャプテンキッド」はまさに、黒糖焼酎の王様です。

7年間の熟成後に樫樽貯蔵が加わることにより、とても完成度の高い、ジャパニーズラム酒と言えます。

そのまま飲むも良し、ロックで飲むも良し。

冷凍庫で冷やせば、美味しいアルコールシロップとしても活用できます。

食後にバニラアイスと一緒にいただけば、とても満足のいく贅沢な時間を過ごせるのではないでしょうか?

あなたも、海賊の名前を持つ、黒糖焼酎の王様を手に取ってみませんか?

黒糖焼酎「キャプテンキッド」の製造について

原料:黒糖

蒸留方式:常圧蒸留

麹の種類:米麹(白)

アルコール度数:43度

製造元:喜界島酒造株式会社 鹿児島県大島郡喜界町

蔵元の仕込み水は蔵から2キロ離れた山間部の地下30メートルからくみ上げた硬水。

硬水を仕込み水に使うことにより、石灰質の土壌から溶け出したミネラルが、もろみの発酵を促します。すると、麹がよく熟成され、味わいにより深みが出るとのこと。

そして割り水は、軟水化処理をした水を使用。

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