奄美大島について解説(その2)

  • 9月 5, 2021
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  • 知識編
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群島一の飲み屋街

奄美大島には鹿児島で2番目ににぎわう飲み屋街があります。

鹿児島一の飲み屋街といえば、鹿児島市内にある天文館(てんもんかん)ですが、あちらは県庁所在地だし人口も多いから、鹿児島一で然りとも言えます。

しかし、人口7万人弱の離島に天文館に次ぐ飲み屋街があるなんて、興味深い話です。

その場所は「やんご」、正式名称は屋仁川(やにがわ)通りといいます。

「やんご」のある名瀬(なせ)は、奄美市役所などがある島一番の街で、奄美群島に暮らす人に聞いてみても、名瀬イコール都会だと認識されているようです。

「やんご」は、たった100メートルの通りに300軒のお店が軒を連ねる群島一の飲み屋街です。

奄美大島に訪れて、はしごしてお酒を楽しみたい方は、午前様タイムまで開いているこの飲み屋街で過ごされてみてはいかがでしょうか?

「やんご」のお店

ここでは、「やんご」のお店の中で、何軒かご紹介したいと思います。

屋仁川通りから少し外れますが、島唄を体験するなら、「郷土料理かずみ」です。

「郷土料理かずみ」は、店主の西(にし)かずみさんが作る伝統料理と黒糖焼酎を楽しんでいると、いつしか島唄がはじまるお店です。

「かずみ」の島唄はお客さんがある程度集まったところで「それじゃあ」と自然にはじまり、島人も観光客も一緒になって唄を歌ったり太鼓を叩いて楽しむ唄遊びです。

次に紹介するのは、「焼酎ダイニングさけ工房 心」です。

「焼酎ダイニングさけ工房 心」は東京のおしゃれさんが集まる街、恵比寿にあっても不思議ではないきれいなダイニングバーで、島の素材を使った創作料理とたくさんの種類の黒糖焼酎をいただくことができます。

さらに、三次会で最後にたどり着く店である、「Music Bar GoodNews」をご紹介します。

この店は、ダウンライトな大人空間で、エアロスミスなどの洋楽PVが延々と流れる怪しい空間です。

島酒案内書(瀬戸内町)

瀬戸内町(せとうちちょう)は奄美大島南部の町です。

もし、奄美大島で瀬戸内町まで足を運ぶなら、ぜひとも訪れたい酒屋があります。

それは、「瀬戸内酒販(せとうちしゅはん)」です。

瀬戸内酒販の店主、義永卓也(よしながたくや)さんは地元では「卓ちゃん」の愛称で呼ばれています。

この店のすごいところは、黒糖焼酎200種類以上の銘柄が店内に並ぶ、なんと、奄美群島の全ての銘柄が揃っているのだとか。

そして、この店の店主、義永卓也(よしながたくや)さんは、黒糖焼酎マイスターでもあります。

ハブショーを見学

奄美空港から車で5分、海沿いにぽつんと建つ「原ハブ屋奄美(はらハブやあまみ)」というハブの専門店があります。

ハブの専門店といっても生きたハブが売られているわけではなく、ハブ皮を加工したおしゃれな小物に、ハブの油、ハブの内蔵をすりつぶしたらしいハブキモ粉末、ハブの骨などが売られています。

このお店の最大の売りは「ハブショー(正式名称は『ハブと愛まショー』)」で、ショーが行われるのは、午前11時・午後2時・4時の1日3回です。

ショーの内容は、「原ハブ屋」の店主が自ら、蛇の種類や、毒の恐ろしさを解説するいたって真面目なショーです。

このショーは、どこに出しても笑いのとれる、本物の芸です。

奄美大島に来た際は、ぜひこのショーも見ておきたいですね。

以下、『ハブと愛まショー』のYou tube動画です。

興味のある方は見てみてくださいね。↓

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