黒糖焼酎と樽貯蔵の相性は抜群!冬のお湯割りのラインナップにいかが?
みなさんこんにちは。
寒い冬の季節がやってきました。
こんなときは、日本酒の熱燗も、もちろん美味しいのですが、筆者のオススメは、焼酎のお湯割りです。
焼酎はお湯割りにしたり、ロックにしたりと、いろいろな飲み方ができる万能のお酒なのですが、焼酎の中には、特に、お湯割りにオススメな焼酎というものがあります。
それはズバリ、樽貯蔵の黒糖焼酎です。
もちろん、樽貯蔵以外でも、お湯割りにオススメの黒糖焼酎はありますし、黒糖焼酎以外の焼酎でも、お湯割りにオススメの焼酎はたくさんあります。
では、筆者がなぜ、樽貯蔵の黒糖焼酎をお湯割りにオススメするのかというと、それは、木のぬくもりが、体の内側から感じられる、樽の心地よい風味が味わえるから。
また、樽貯蔵と黒糖焼酎との組み合わせは、黒糖の甘さに樽感が、良い意味でのビター感を演出して、大人の味わいになるという、相性抜群の組み合わせであるから。
今回の記事では、そんな、樽貯蔵の黒糖焼酎のあれこれについて、解説していきます。
あなたもこの記事を読めば、今すぐに、樽貯蔵の黒糖焼酎を手に入れたくなるに違いありません。
早速ですが、次の章より、具体的に、樽貯蔵の黒糖焼酎について、解説していきます。
焼酎の樽貯蔵酒の規制と黒糖焼酎との相性について解説
皆さんの中では、焼酎の樽貯蔵酒が好きだという方と、逆に、イマイチだと思う方もいるかもしれません。
ここで、焼酎の樽貯蔵酒に関する知識を知るだけで、その魅力について、前向きになり、味わいについても、美味しいと感じるようになることだと思います。
ここでは、焼酎の樽貯蔵に関する知識について触れると同時に、その魅力について、解説していきます。
ただ、このブログ内では、黒糖焼酎に関して解説しているブログなので、これから先にご紹介していく内容については、黒糖焼酎に関する内容が中心になることについて、予めご了承いただきたいと思います。
焼酎と樽貯蔵との文化の始まりについて
皆さんは、焼酎と樽貯蔵酒との組み合わせが、当たり前だと思っていませんか?
ここで、焼酎は和の文化、樽貯蔵酒は西洋の文化。
いわゆる、焼酎の樽貯蔵酒は、和と西洋との合体作なのです。
もう少し、かいつまんで言うと、麹と樽との出会い、これが、発展して、焼酎の樽貯蔵の文化に発展しました。
そして、麹と樽貯蔵との出会いは、麹ウイスキーから始まったのです。
19世紀末、2022年の現在から、約130年前に、アメリカで麹を使ったウイスキー造りにチャレンジして、アメリカでの実現が叶わなかった、高峰譲吉の麹ウイスキーがあったことが、麹と樽との融合の始まりだったのです。
焼酎に樽貯蔵文化が根付いていった、この先の歴史については、ここでは省略させていただきます。
焼酎と樽貯蔵との相性について
焼酎と樽貯蔵との相性について、少し簡単にご説明させていただきます。
もともと焼酎は、蒸留したてでは、少し尖った味わい、いわゆる、ピリッとした、辛口でドライな、一見雑味とも思えるような味わいがあります。
しかし、焼酎は、何年も寝かせれば寝かせるほどに、いわゆる、熟成させればさせるほどに、味わい深く、まろやかな味わいになり、風味豊かになり、美味しくなります。
そして、樽貯蔵という文化についても、何年か樽貯蔵することにより、木の成分が溶けて、酒に木の風味を足すことで、独特の自然な木の風味と味わいが酒に移ります。
もともと蒸留酒は、蒸留の過程でいろいろな成分が無くなってしまうため、このように、木の成分の味わいのような受け口があったのだと思います。
もちろん、焼酎の種類によって、樽貯蔵との相性が合うものと、そうでない物があることだとは思いますが、相性が合いやすい組み合わせだと言うことが、この熟成という過程の共通点から、何となく想像ができるのではないでしょうか?
このように、焼酎と樽貯蔵との文化の融合、いわゆる、和と西洋との出会いは、ごく自然な成り行きで、日本で受け入れられたのだと言えるでしょう。
黒糖焼酎と樽貯蔵との相性について
この記事では、早速ですが、本題の、黒糖焼酎と樽貯蔵との相性について、解説していきます。
まず、結論から申し上げますと、黒糖焼酎と、樽貯蔵酒との相性が抜群、いや、私の知る限り、どの他の焼酎に比べて、抜群の相性であると思っています。
何故そのように思うのかというと、樽というのは、言い換えれば、お茶のような雑味だと言えます。
一般的に人は、喉が渇いたときには、水よりもお茶を飲みますよね。
つまり、ほんの少し、雑味がある方が、人は美味しいと感じるのだと思います。
その効果は、黒糖焼酎と樽貯蔵との相性にも言えるんです。
もともと、黒糖にも、雑味が入っているのですが、黒糖は、他の焼酎の素材よりも、雑味というよりは、甘み、つまり、砂糖なんですよね。
皆さんも、砂糖そのものよりも、ケーキやフルーツ、お菓子など、砂糖などの糖分そのものよりも、不随する味わいに、美味しいと感じるのではないでしょうか?
つまり、黒糖=砂糖ならば、味わい深い雑味が欲しいですよね。
黒糖焼酎の場合、味わい深い雑味というものが、いわゆる樽貯蔵ということだと思うのです。
樽貯蔵の黒糖焼酎の味わい方について
ここで、早速ですが、樽貯蔵酒と黒糖焼酎について、銘柄にはよるものの、その相性は抜群であるということを述べてきました。
ここで、樽貯蔵の黒糖焼酎の味わい方について、解説していきます。
ここでまず、樽貯蔵を語る前に、甕仕込みの黒糖焼酎について、語る必要があります。
というのも、甕貯蔵の黒糖焼酎というのは、焼酎の原点のようなものなので、甕貯蔵酒の特徴を知る必要があります。
ここでは、黒糖焼酎の温度の変化について、以下の見解について解説していきます。
黒糖焼酎の特徴としては、高い温度の変化について、以下の特徴があります。
・黒糖焼酎は熱すると、甘さが飲みやすさになり、雑味は消える。
・黒糖焼酎は熱すると、甕貯蔵酒は雑味が消えて、樽貯蔵酒は良い意味での樽感だけが残る。
黒糖焼酎の特徴としては、低い温度の変化について、以下の特徴があります。
・黒糖焼酎は冷やすと、樽感が強調されやすくなり、ビター感が強くなる。
・黒糖焼酎は冷やすと、甘さと雑味が強調される。
上記のような感想は、あくまで筆者の主観的な感想であるので、人によって感じ方は多少違うと思います。
このことから、筆者的に、樽貯蔵酒の樽は、お湯割りでも残るため、心地よい木の温もりを感じることができます。
焼酎の樽貯蔵酒に関する色規制について
焼酎の樽貯蔵酒については色規制というものがあります。
以下、国が定めている焼酎の色に関しては、以下の規制があるようです。
酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達によると、樽熟成焼酎は「吸光光度分析通則に従い、430ナノメートル及び480ナノメートルの吸光度をそれぞれ測定し、その着色度がいずれも0.080以下となるもの」という規制があるということです。
ちょっとわかりにくいと思いますので、わかりやすく言うと、あまり濃い色を付けられないということです。
その理由は、ウイスキーとの区分けをするために、色を付けすぎないようにしなければいけないという決まりがあるようです。
この規制により、色だけでなく、樽の味つけに関しても、必然的に規制がかかるようになるので、規制の範囲で焼酎の味付けを行わなければならないということです。
だから、樽感をもっと演出したほうが、実際には美味しい焼酎が出来上がったとしても、規制によって、色が濃いすぎると、商品化できないということなんですよね。
ここだけの話ですが、焼酎の工場内には、商品化できない美味しい焼酎がいくらでもあるということなんです。
だからこれをお読みの読者様は、焼酎の工場見学に行ったときは、是非とも商品化できない、樽貯蔵酒を試してみるのも面白いと思いますよ。
黒糖焼酎の樽貯蔵酒の楽しみ方について
ここで、黒糖焼酎の樽貯蔵酒について、具体的な楽しみ方を述べていきます。
上の解説で、黒糖焼酎と樽貯蔵酒との相性が抜群であるということをご説明させていただきました。
ただ、樽貯蔵酒は、甕貯蔵酒と比べて、樽の雑味、いわゆる、ビター感がどうしても演出されてしまいます。
そのため、樽貯蔵の黒糖焼酎は、ビターが好きな人には良くても、ビターが苦手な人には、ロックなどの飲み方は、少し抵抗があるのではないかと思います。
そこで、筆者がオススメなのは、樽貯蔵酒は、いろいろなもので、割って飲むということです。
もともと、樽貯蔵酒は、樽の風味があることで、黒糖の悪い意味での雑味というのが、ほとんど感じられなくなり、良い意味でのビターが残っているという感じになります。
この樽のビターをほど良く感じる飲み方が、水割り、ソーダ割り、レモンサワー、ミルク割り、お湯割りといった飲み方です。
皆さんも、樽貯蔵酒を楽しむには、ぜひとも、いろいろなもので、割って飲んでみてくださいね。
黒糖焼酎の具体的な樽貯蔵酒についてご紹介
ここでは、具体的な黒糖焼酎の樽貯蔵酒のいくつかをご紹介していきます。
皆さんも、黒糖焼酎の樽貯蔵酒について、熱い夏には炭酸割りやレモンサワーで、寒い冬には、お湯割りで、季節ごとの楽しみ方を満喫してみてください。
では早速、以下より、具体的な銘柄について、ご紹介していきます。
高倉(たかくら)
上品な樽感と上品な黒糖との相性が抜群。
筆者的に、お湯割りで最もオススメな、究極のリラクゼーション焼酎です。
度数:30度
製造元;奄美大島酒造株式会社
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紅さんご(べにさんご)
東京ウイスキー&スピリッツコンペティションに、2021年、2022年の1位に選出された、最高の焼酎。
このお酒に限っては、むしろ40度のままで、ロックでウイスキーと同じような飲み方がオススメ。
度数:40度
製造元:奄美大島開運酒造株式会社
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加那(かな)
ワイルドビターな味わいだが、水割り、お湯割り、ソーダ割り、レモンサワーにすると、神レベルの美味しさ。
その特性は、水割りの濃度で味の変化が大きい、楽しい焼酎であること。
度数:30度
製造元:西平酒造株式会社
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天孫岳(アマンディ)
バニラのような甘さとほどよい樽感のバランスが絶妙な黒糖焼酎。
筆者的に、水割り、お湯割り、ソーダ割りと、どの飲み方でも楽しめる、黒糖焼酎です。
度数:30度
製造元:株式会社西平本家
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まんこい
日本一のレモンサワーが作れると評判のお酒。
レモンサワーはもちろんのこと、水割り、お湯割りでも十分に楽しめます。
度数:30度
製造元:合資会社彌生焼酎醸造所
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里の曙GOLD(さとのあけぼのゴールド)
東京ウイスキー&スピリッツコンペティションに、2019年の1位に選出された、最高の焼酎。
このお酒も紅さんご同様、43度のままで、ロックでウイスキーと同じような飲み方がオススメ。
度数:43度
製造元:町田酒造株式会社
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キャプテンキッド
長期貯蔵酒をさらに樽貯蔵にした、熟成を極めた逸品。
そのまろやかで心地よい飲み口は、43度のままで、ロックでウイスキーまたはブランデーと同じような飲み方がオススメ。
度数:43度
製造元:喜界島酒造株式会社
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昇龍(しょうりゅう)
樽とタンクの5年貯蔵した代表銘柄の中でも最も長い長期貯蔵酒の王様。
どの飲み方でも美味しく、深いところのパンチ力がある味わい深い古酒。
度数:30度
製造元:原田酒造株式会社
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黒糖焼酎の樽貯蔵酒で寒い冬にリラクゼーションで温まろう
今回の記事では、黒糖焼酎の樽貯蔵酒について解説させていただきました。
筆者がなぜ、樽貯蔵の黒糖焼酎をお湯割りにオススメするのかというと、それは、木のぬくもりが、体の内側から感じられる、樽の心地よい風味が味わえるからです。
また、樽貯蔵と黒糖焼酎との組み合わせは、黒糖の甘さに樽感が、良い意味でのビター感を演出して、大人の味わいになるという、相性抜群の組み合わせだと思うからです。
今回の記事では、そんな、樽貯蔵の黒糖焼酎のあれこれについて、解説させていただきました。
みなさんも、寒い季節などは、樽貯蔵酒の木の温もりを体の内側から感じて、温まることで、寒い冬を乗り越えていきましょう。
この記事は以上になります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。