5年未満の貯蔵期間だからこそクセが楽しめるワイルドさ
今回ご紹介するお酒は、奄美群島の随一の美食の島である沖永良部島にある原田酒造が製造する、黒糖焼酎「昇龍 白ラベル」になります。
黒糖焼酎「昇龍」は、樽貯蔵の原酒とタンク貯蔵のお酒の長期貯蔵酒をブレンドしたお酒です。
実は、「昇龍(しょうりゅう)」には、通常ラベルと白ラベルの2種類があります。
今回の「昇龍 白ラベル」は、この蔵元の特徴である5年以上の貯蔵期間という特徴をあえて短くし、黒糖焼酎の魅力である尖ったクセをあえて残したもの。
「昇龍」は、他の黒糖焼酎にないほどの香ばしさと芳醇な余韻です。
このお酒には、辛さと甘さがバランスよく同居し、そのどちらの性質も十分に感じられるお酒です。
今回のお酒は、貯蔵期間をあえて短くすることによって、辛さと甘さのイメージが協調された感じです。
まろやかさよりもクセを重視したい方にはぴったりだと思います。
黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」の特徴は、奄美黒糖焼酎を造る各蔵が、酒造組合に登録している代表銘柄の中で、とりわけ貯蔵期間が長いことが特徴です。
この蔵元の代表銘柄である「昇龍(しょうりゅう)」の貯蔵期間は5年以上。
今回のお酒である「昇龍 白ラベル」は、通常ラベルよりも貯蔵期間が短いものの、それでも長期貯蔵が基本の蔵元なので、当然、長期貯蔵だからこその奥深い味わいがあります。
常圧蒸留の黒糖焼酎は熟成させるほど風味が増し口当たりもまろやかになるため、昔から「黒糖焼酎は寝かせるほど価値が増す」と言われています。
黒糖焼酎「昇龍 白ラベル」グラスに入れて鼻に近づけると、リンゴやブドウなど、複雑なフルーツ香りがします。
そして洋酒のような樽由来の深いコクのような香りが。
このお酒、さらに、辛味と甘味が同時に存在してシャープであり、ほどよく余韻が残ります。
さらに、今回の白ラベルは、このお酒の持つ、辛味と甘味のシャープさをもっと尖ったイメージにしたものとなります。
「昇龍 白ラベル」を飲んだ後、甘い余韻がほんのり残り、辛味が後味を引き締めます。
焼酎から湧き出てくる香ばしさと甘さの共存。
このクセになる味わいに、一度飲んだら病みつきになる人も続出ですy。
今宵、このお酒を食卓に並べてみてはいかがでしょうか?
黒糖焼酎「昇龍 白ラベル」の製造について
原料:黒糖
蒸留方式:常圧蒸留
麹の種類:米麹(白)
アルコール度数:25度
製造元:原田酒造株式会社 鹿児島県大島郡知名町
麹(こうじ)はタイ米に白麹仕込み、黒糖はタイ産と沖縄産を使用しています。
長期貯蔵に力を入れていることから、蔵には36本の樽のほか、容量数キロリットルのホーロー製貯蔵タンク24本、地下貯蔵タンクを備え、蔵の総貯蔵能力は298キロリットルになります。
原田酒造のある沖永良部島(おきのえらぶじま)は、奄美群島の中でも屈指の食通の街。
そんな街だからこそ、島酒の黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」も一層美味しく感じることでしょう。
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