代表銘柄より海外向けに開発 長期貯蔵こそ本物の味わい 黒糖焼酎「三種の神氣 昇龍」

金銀赤、度数の違いで微妙な味わいの違いを楽しもう

今回ご紹介するお酒は、奄美群島の随一の美食の島である沖永良部島にある原田酒造が製造する、黒糖焼酎「三種の神氣 昇龍」「銀ラベル25度、金ラベル25度、赤ラベル40度」になります。

黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」を製造する原田酒造は、長期貯蔵された古酒だけが持つ時に磨かれた味わいに着目し、「昇龍(しょうりゅう)」を開発しました。

常圧蒸留し5年貯蔵した原酒をベースに、樽(たる)に貯蔵してコクと甘い香りをつけたのちに5年貯蔵した原酒をブレンドしています。

今回ご紹介するお酒は、とーってもお洒落なデザインの瓶。

これは、海外向けのお客様が少しでも喜んでもらおうとして開発された商品となります。

最も飲み易いのは、銀ラベル25度。

そして、黒糖焼酎を本格的に楽しんでもらう人のための、スタンダードな金ラベル30度。

さらに、ウイスキーやブランデーなど、度数が強いのが当たり前の海外のお客様に少しでも満足いただけるようにと用意された、赤ラベル40度。

「昇龍」は、長期貯蔵だからこそ味わえる、香ばしい樽の香りと奥深い甘さ、さらに、切れ味抜群の辛さと、芳醇な甘さという、アクセントのあるバランスの良い味わいが、持ち味のこのお酒。

黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」の特徴は、奄美黒糖焼酎を造る各蔵が、酒造組合に登録している代表銘柄の中で、とりわけ貯蔵期間が長いことが特徴です。

「昇龍(しょうりゅう)」の貯蔵期間は5年以上。

常圧蒸留の黒糖焼酎は熟成させるほど風味が増し口当たりもまろやかになるため、昔から「黒糖焼酎は寝かせるほど価値が増す」と言われています。

黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」をグラスに入れて鼻に近づけると、リンゴやブドウなど、複雑なフルーツ香りがします。

そして洋酒のような樽由来の深いコクのような香りが。

このお酒、さらに、辛味と甘味が同時に存在してシャープであり、ほどよく余韻が残ります。

さらに、飲み易さと海外の文化に対応するために、開発された三種類のラベル。

そう、だから、「三種の神氣」なのです。

飲み易い「銀ラベル25度」

スタンダードな「金ラベル30度」

洋酒に対抗した「赤ラベル40度」

海外のお客様のみならず、このお洒落な瓶を持参すれば、お客様もきっと喜んでくれるはず。

「昇龍」は甘い余韻がほんのり残り、辛味が後味を引き締めます。

このお酒、黒糖焼酎の各蔵の代表銘柄の中でも一番の長期貯蔵酒。

もったいなさと有難さを感じながら、食卓に並べてみてはいかがでしょうか?

黒糖焼酎「三種の神氣 昇龍」の製造について

原料:黒糖

蒸留方式:常圧蒸留

麹の種類:米麹(白)

アルコール度数:25度、30度、40度

製造元:原田酒造株式会社 鹿児島県大島郡知名町

麹(こうじ)はタイ米に白麹仕込み、黒糖はタイ産と沖縄産を使用しています。

長期貯蔵に力を入れていることから、蔵には36本の樽のほか、容量数キロリットルのホーロー製貯蔵タンク24本、地下貯蔵タンクを備え、蔵の総貯蔵能力は298キロリットルになります。

原田酒造のある沖永良部島(おきのえらぶじま)は、奄美群島の中でも屈指の食通の街。

そんな街だからこそ、島酒の黒糖焼酎「昇龍(しょうりゅう)」も一層美味しく感じることでしょう。

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