ラベルを読めば焼酎のすべてがわかる

  • 5月 22, 2022
  • 6月 5, 2022
  • 知識編
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ラベルの見方がわかると店舗で焼酎を選ぶときにとても便利です。

これをお読みの読者さまは、本格焼酎にとても興味のある読者様だと思います。

実は、ラベルを見れば、焼酎のすべてがわかるんです。

ここでは、焼酎に記載されている、ラベルの見方について、解説していきます。

この記事を読めば、次のような知識が身に付きます。

① 焼酎のラベルにはどんなことが記載されているのかがわかります。

② 原酒、初留(はなたれ)、古酒などの、焼酎の専門用語が学べます。

③ ラベルは誰がつくっているのかがわかります。

④ ラベルの注目箇所と記載内容について理解できます。

⑤ 度数、原材料、容量、蔵元の情報の記載内容がわかります。

それでは次の章より早速、本題に入っていきましょう。

ラベルにはどんなことが書いているのだろうか?

ラベルにはどんなことが書いているのでしょうか?

ラベルといっても、1枚とも限りませんし、貼ってある場所についてもいろいろとあります。

ボトルのやや下方、中央に貼ってある胴ラベルのほか、上の方に貼ってある肩ラベル、さらに、裏ラベルや特徴や飲み方を記したタグをつけたものもあります。

① 焼酎のラベルにはどんなことが記載されているのかについて。

焼酎のラベルに記載されている内容とは、次のような内容になります。

●焼酎の種類

甲種か乙種かを表示しています。

乙種の場合は「本格焼酎」と記載されていることが多いです。

●冠表示

芋や米など特定の原材料の使用を強調する表示が記載されています。

複数の原材料を使用している場合は、もっとも使用量の多いものを冠表示とするのが一般的です。

しかし、ラベルに原材料の比率が表記されていれば、蔵元が強調したい原材料を冠表示に用いることができます。

●銘柄名

産地や原材料をもじったものから、古事や小説、ことわざなど、イメージがふくらむような銘柄など、いろいろな銘柄が存在します。

●アルコール度数

酒税法によって、焼酎のアルコール度数は、45度以下と決められている。

製品のアルコールの最高は44度台、最低は12度までが、市販されているようです。

●使用原材料

使用された麹など、全ての原材料を表示しています。

使用量の多い順位記載されています。

●容量

お試し用の300mlのものから、720mlや900mlのものもあったり、レギュラーボトルの1800mlもあります。

●蔵元名・蔵元所在地

どの土地で製造されたかで、味わいも異なったりします。

これは、蔵元で育てている麹菌などが、同じ原料であっても違うからです。

蔵元所在地とは別に、「〇〇名産」などと、産地別表示のあることもあります。

●「かめ」や「甕」仕込みの表示

この表示は銘柄によるのですが、製造過程の仕込みに甕を使用したことを表示しています。

近年、タンクでの仕込みが普及したのですが、昔ながらの甕にこだわる蔵元は多いのが特徴です。

●その他

「原酒」「長期貯蔵」「初留」などの特徴、飲み方、取り扱いの注意書きなどが記載されている場合があります。

逆に、ラベルに記載されていない情報についても、以下に記載してきます。

●常圧蒸留製法と減圧蒸留製法 これは、別記事で解説していきますが、昔ながらの常圧蒸留製法に対して、最近では、減圧蒸留製法のお酒も出てきています。

本記事では、この詳細については、省略させていただきます。

●貯蔵年数や樽貯蔵などについて 焼酎は貯蔵期間によって、味わいが変わってくるものなのですが、ラベルには、古酒とだけ書かれたりして、明確な貯蔵期間は特に明記されていません。

② 原酒、初留(はなたれ)、古酒などの焼酎独特の言い回しについて。

焼酎には、独特の焼酎ことば、というのがあります。

●原酒

蒸留したままの状態で、一切水を加えていないお酒のことをいいます。

蒸留したての焼酎は、度数が40度と高すぎたり、度数にムラがあったりするので、原酒に水を加えて出荷することが多いです。

●初垂・初留・花滴(はなたれ)

製造過程で、もろみを蒸留する際、1番最初に出てくる原酒のことをいいます。

アルコール度数が非常に高く、香気成分も豊富に含まれているので、「初留」を製品化しているものもあります。

●ラベルの裏面に記載されている蔵元が伝えたい追記

ラベルの裏側は、例えば、瓶の色が濃い色の場合、何を記載していたとしても、そもそも見えないので、ここに文字が記載されている例は限られてきます。

例えば、透明な瓶であっても、ある程度、消費しなければ、ここに文字が記載されていたとしても、読む人はほとんどいないでしょう。

しかし、銘柄によっては、ここにも蔵元が伝えたい情報が記載されていたりします。

この具体例については、次の章で、写真などを掲載して解説していきます。

③ ラベルは誰がつくっているのでしょうか?

ラベルについての出どころは、本当にいろいろとあります。

例えば、このサイトのテーマである、黒糖焼酎で奄美出身の「田中一村」の絵画が使用されていたり、歌手の「元ちとせ」さんがデザインしたものが使用されていたり。

他にも、有名なデザイナーに頼んでみたり、または、何十枚のデザインの中から、吟味されて、一枚となって、世に出てきたり、本当に様々な生い立ちがあるようです。

ラベルはいわば、焼酎の顔であり、ひいては、蔵元の顔のようなものです。

そのように考えると、ラベルに想いを込めた、蔵元の情熱などが伝わってくるように思いませんか?

ラベルのデザインだけではなく、焼酎の名前についても、蔵元の切なる願いを込めて、命名されています。

このようなことを知ると、ますます焼酎の中身だけではなく、ラベルの貼った瓶ごと、焼酎に愛着がわきませんか?

こんなふうに、ラベルを見ると、蔵元の想いがひしひしと伝わるので、焼酎もより美味しく感じられるはずです。

④ ラベルの注目箇所と記載内容について理解できます。

ラベルの注目箇所と記載内容については、次の章で、実際の写真の具体例を見ながら確認していきましょう。

⑤ 度数、原材料、容量、蔵元の情報の記載内容がわかります。

度数、原材料、容量、蔵元の情報については、①の項目で解説しています。

ただ、蔵元の情報については、焼酎の製造元の会社名や、その蔵元の所在地の情報だけの記載となっています。

実際にラベルを見ながら記載内容を確認してみましょう!

それでは、ここからは、ラベルに記載されている内容について、実際にラベルの写真を見ながら確認していきましょう。

こんな風に、実際にラベルを観察してみると、その製品に対する蔵元の想いというものが、ひしひしと伝わってきます。

それもそのはず、ラベルはいわば、焼酎にとって、人間でいうところの顔にあたる部分です。

製品だけでなく、ラベルにもとことんこだわっているので、これを機会に、ラベルに記載している内容についても見てみてください。

ラベルにはいろんな情報が記載されていたんだね。

ラベルには本当にいろんな情報が記載されているのが、ご理解いただけたと思います。

もう一度まとめると、ラベルには以下の情報が載っています。

●焼酎の種類

●冠表示

●銘柄名

●アルコール度数

●使用原材料

●容量

●蔵元名・蔵元所在地

●「かめ」や「甕」仕込みの表示

●その他

「原酒」「長期貯蔵」「初留」などの特徴、飲み方、取り扱いの注意書きなどが記載されている場合があります。

●原酒、初垂・初留・花滴(はなたれ)

●ラベルの裏面に記載されている蔵元が伝えたい追記

また、これまでも述べてきたように、ラベルは焼酎の、人間で言うところの顔にあたる部分になるので、蔵元がこだわり抜いて、いろんな想いが詰まった内容だと言えます。

もしこれを読んだ読者様が、これまで以上にラベルに興味を持っていただけると、これを記載した筆者としても、とても喜ばしいことです。

今回の記事は以上になります。

以下、本記事など本格焼酎に関してのまとめ記事へのリンクとなります。↓

「自分だけの1本を選ぶ・飲む・楽しむための「本格焼酎」の辞典」を見に行く。

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