
蔵元の代表銘柄をぎゅっと凝縮
黒糖焼酎「里の曙」といえば、町田酒造の代表銘柄。
今回ご紹介する「里の曙 原酒」は、「里の曙」(減圧蒸留)を凝縮したイメージです。
アルコール度数43度というのは、蒸留した原酒そのものです。
その原酒を3年以上熟成させることにより、焼酎の持つコクとまろやかさを同時に引き出しています。
そしてなぜこのお酒を世に出そうと思ったのか。
それは、同じ度数のウイスキーに引けを取らない蔵元のの現れです。
「里の曙 原酒」を製造する町田酒造といえば、黒糖焼酎蔵でも最初に減圧蒸留を取り入れた最新設備が特徴の蔵元。
この代表銘柄である「里の曙」は、黒糖の芳潤な香りをほんのりと残したまま、口当たりがとてもまろやかで軽い飲み口が特徴。
「里の曙 原酒」を造る町田酒造は平成2年から製造を始めた、わりと新しい蔵とのことです。
当蔵は、創立当初から全国展開を目指し、奄美黒糖焼酎蔵ではじめて減圧蒸留機を導入しました。
「里の曙」はまだ銘柄名も決まっていなかった平成元年に、熊本国税局の鑑評会で優等賞を獲得しました。
町田酒造の工場の中には、「里の曙」の命名前の、「しょうちゅう」とだけ書かれた賞状が飾られているそうです。
町田酒造では黒糖使用料が多く、1回の仕込みで米1に対して2.5倍もの黒糖が使われます。
1袋(たい)が30キログラムで160袋(たい)。
一つひとつを投げ込む作業は、なかなかの重労働で、しかも黒糖を溶かす蒸気がたちのぼる現場は、夏場は30度を越すとのことです。
黒糖を多めに使うことで、芳醇さとスッキリとした味わいをもたらしています。
また、製造部門と別に、黒糖焼酎蔵では唯一の研究開発室を備えているのもこの蔵の特徴とも言えます。
さらに、環境負荷を少なくするための研究開発も独自に進めているとのこと。
蒸留後に発生する大量の焼酎かすは、工場内に設置したリサイクルプラントで処理され、島内で牛などの家畜飼料や肥料として活用されています。
排水は洗浄設備を通して、きれいな水にしてから排出されているとのことです。
黒糖焼酎「里の曙 原酒」は、減圧蒸留で蒸留した原酒をそのまま3年以上熟成させ、まろやかさとコクを引き出した域の域を超えたお酒です。
このお酒の細大の特徴は、すっきりライトな甘みと、アルコール度の高さを感じないソフトな口当たりです。
このお酒のオススメの飲み方は、ロックで飲むか、思い切って、冷凍庫でキンキンに冷やしてそのまま飲む。
ぜひ、アルコール度数の高さを堪能しながら、洋風の料理と合わせて飲んでみてください。
きっと、西洋に負けない、ジャパニーズウイスキーを感じることができるでしょう。
黒糖焼酎「里の曙 原酒」の製造について
原料:黒糖
蒸留方式:減圧蒸留
麹の種類:米麹(白麹)
アルコール度数:43度
製造元:町田酒造株式会社 鹿児島県大島郡龍郷町
通常の黒糖焼酎より多めの黒糖を使用することにより、芳醇さとスッキリさを実現!
最新設備蔵元で造る、新古と日本と西洋全て取り込んだ芸術品。
そして、研究開発を重ねた至極の一品。
粋の域を極めた一品!
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