ほんのり樽の風味の黒糖焼酎「奄美ときめきの島」25度

常圧蒸留の原酒と樫樽貯蔵の原酒をブレンド

今回ご紹介するには、奄美群島の徳之島にある、奄美酒類株式会社が製造する黒糖焼酎「奄美ときめきの島」25度というお酒です。

もともと、黒糖焼酎「奄美」は5つの蔵元の原酒のブレンド酒ということもあり、面白いお酒でした。

「奄美ときめきの島」25度は昔ながらの製法である、常圧蒸留の原酒に樫樽貯蔵で1年以上熟成させた原酒をブレンドし、ほんのりと樽の風味をつけて香ばしく、深い甘みが特徴のお酒となっております。

またこのお酒、25度とやや低めの度数に仕上げているため、蔵元の代表銘柄である「奄美」よりもすっきりと飲み易いお酒になっております。

徳の島は、1つの島が3つの町に分かれていますが、この3つの町は「なにがあっても合併しない」と言われているそうです。

しかし、この島には町は合併しなくても、3町に散らばる4つの酒蔵が造る原酒をブレンドして1つの銘柄として世に出る黒糖焼酎があります。

そのお酒は「奄美」。

小さな酒蔵が何社か集まって、原酒をブレンドし、統一銘柄を出すケースは焼酎大国の鹿児島県でも4社しかなく、そのうちの2社が奄美群島にあります。

原酒をブレンドすることで出る深い味わい。

その都度コンディションの異なる原酒をブレンドして銘柄ごとの味に仕上げるのは、経験と技術が必要な仕事で、異なる原酒をブレンドすることで、香りや味わいに深みを出すことができるのだそうです。

徳之島の5蔵が参加する奄美酒類では蔵の規模に大小はあっても、納入する原酒の量は等しく同じ量を納めているのだそうです。

この黒糖焼酎が造られているのは上記のとおり、徳之島。

では、なぜこの焼酎の名前が「奄美」なのか?

その理由はわかりやすいもので、「このお酒を販売し始めた当時、徳之島よりも奄美の方が知名度があったから」ということなのだそうです。

黒糖焼酎「奄美ときめきの島」25度は、樫樽の風味がほんのりと漂う、香ばしさと黒糖の芳醇な甘みが相まみえて、大変美味しくいただけます。

樫樽貯蔵はもともと西洋の文化なのですが、これを黒糖造りに取り入れている銘柄も奄美には多くあります。

もちろん、黒糖焼酎と樫樽の愛称は抜群です。

より深い、樽の風味が加わることにより、コーヒーを飲むような、ウイスキーを飲むようなコクが加わり、大変美味しくいただけます。

このお洒落なブレンド酒をぜひお手元に置いてみてはいかがでしょうか?

黒糖焼酎「奄美ときめきの島」25度の製造について

原料:黒糖

蒸留方式:常圧蒸留

麹の種類:米麹

アルコール度数:25度

製造元:奄美酒類株式会社 鹿児島県大島郡徳之島町

奄美酒類(あまみしゅるい)を構成する5つの酒蔵

酒蔵その① 中村酒造(なかむらしゅぞう)

酒蔵その② 松永酒造場(まつながしゅぞうじょう)

酒蔵その③ 高岡醸造(たかおかじょうぞう)

酒蔵その④ 亀澤酒醸造(かめざわしゅじょうぞう)

酒蔵その⑤ 天川酒造(あまかわしゅぞう)

黒糖焼酎「奄美」は徳之島の5つの酒蔵の同量の原酒をブレンドした複雑で軽快な飲み口の焼酎です。

現在から50年前、小さな蔵がそれぞれ酒造りをやっていたら潰れてしまうから、みんなで一緒にやりなさいという国の指導があり、奄美酒類が生まれました。

50年前に各蔵の社長が英断を下したことにより、私たちはこの黒糖焼酎「奄美」を飲むことができるのです。

徳之島のブレンダーさんたちによる、至極の一品、ぜひ楽しい晩酌のお供に加えてみてはいかがでしょうか。

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