近代的設備で黒糖焼酎界に新風をもたらした蔵の黒糖焼酎。
九州以外の日本本土で、黒糖焼酎といえば「里の曙」というほどに最もよく知られている銘柄の一つではないでしょうか?
黒糖焼酎「里の曙」は、すっきりライトな甘味と、アルコール度の高さを感じないソフトな口当たりが特徴です。
「里の曙」を造る町田酒造は平成2年から製造を始めた、わりと新しい蔵とのことです。
当蔵は、創立当初から全国展開を目指し、奄美黒糖焼酎蔵ではじめて減圧蒸留機を導入しました。
「里の曙」はまだ銘柄名も決まっていなかった平成元年に、熊本国税局の鑑評会で優等賞を獲得しました。
町田酒造の工場の中には、「里の曙」の命名前の、「しょうちゅう」とだけ書かれた賞状が飾られているそうです。
「里の曙」の名前の由来は、製造者が、「黒糖焼酎の製造販売を通じて、ここ奄美の里に夜明けをもたらすことができるように」との願いを込めて「里の曙」と名付けられたということです。
「里の曙」は黒糖使用料が多く、1回の仕込みで米1に対して2.5倍もの黒糖が使われます。
1袋(たい)が30キログラムで160袋(たい)。
一つひとつを投げ込む作業は、なかなかの重労働で、しかも黒糖を溶かす蒸気がたちのぼる現場は、夏場は30度を越すとのことです。
黒糖を多めに使うことで、芳醇さとスッキリとした味わいをもたらしています。
また、製造部門と別に、黒糖焼酎蔵では唯一の研究開発室を備えているのもこの蔵の特徴とも言えます。
さらに、環境負荷を少なくするための研究開発も独自に進めているとのこと。
蒸留後に発生する大量の焼酎かすは、工場内に設置したリサイクルプラントで処理され、島内で牛などの家畜飼料や肥料として活用されています。
排水は洗浄設備を通して、きれいな水にしてから排出されているとのことです。
黒糖焼酎「里の曙」は、すっきりライトな甘味と、芳醇な香り。
また、そのソフトな口当たりはアルコール度数を感じさせないほど飲みやすく、黒糖焼酎の初心者にもオススメの銘柄だと言えます。
減圧蒸留に加え、3年以上の貯蔵期間を経て、初めて商品として世に出荷されいきます。
この3年の貯蔵期間こそが、まろやかで口当たりのよい飲み口を実現しているのです。
飲み方としては、オンザロック、水割り、お湯割りなどが通常の飲み方。
夏場は特にソーダ割がオススメです。
その軽い飲み口から、和洋中のどのような料理でも料理の邪魔をせず、食事と一緒に楽しめます。
特に、他の黒糖焼酎の中でも、洋食に良く合う名酒です。
奄美大島に新風をもたらした、「里の曙」。
ぜひその、他の焼酎には無い、究極の「飲みやすさ」をこの一品で味わってみてはいかがでしょうか?
黒糖焼酎「里の曙」の製造について
原料:黒砂糖
蒸留方式:減圧蒸留
麹の種類:米麹(白)
アルコール度数:25度
製造元:町田酒造株式会社 鹿児島県大島郡龍郷町
通常の黒糖焼酎より多めの黒糖を使用することにより、芳醇さとスッキリさを実現!
黒糖焼酎蔵で初めて導入された減圧蒸留機。
そして、研究開発を重ねた至極の一品。
まろやかな口当たりとアルコールを感じさせないほどの飲みやすさ。
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以下、You tuber お酒レビュー系動画 店長の酒CHさんの許可をもらい、黒糖焼酎「里の曙」のレビュー動画を掲載させていただきました。
以下から動画を楽しんでください。 ↓